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内容説明
これが飯島流インテリジェンスの極意だ!
小泉元首相の秘書官として活躍し、第二次安倍政権の内閣官房参与として首相官邸に復帰した飯島勲氏。いまや政治の要諦を誰よりも知る人物といえるでしょう。本書では小泉、安倍両政権を例に、外交、人事、原発問題等、政治のあり方を氏ならではの語り口で縦横に論じます。週刊文春で好評連載中の「激辛インテリジェンス」も収録。
目次
第1章 永田町の急所―内閣、経済政策から東京五輪まで(特命担当内閣参与とは? 経済政策の二本柱 「安倍政権」第一次と第二次はどこが違うか ほか)
第2章 外交の急所―日中・日韓関係、拉致問題、領土問題(日中、日ロ外交を展望する 北朝鮮訪問記 拉致問題はどうなるか? ほか)
第3章 民主党政権失敗の研究(「話し合い解散」のすすめ なぜ「官邸崩壊」が続くのか 「裏方」を大事にしない岡田副総理 ほか)
終章 政治のリーダーシップとは―永田町での四十年を振り返って
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kawa
29
民主党政権崩壊や大阪維新が出てきてはや10年なんですね。何か、別の国の話しを聞いているような錯覚感。橋下氏や竹中氏に対する辛口評価と官僚操縦術が印象的。竹中氏が、維新の候補者公募選考委員長だったんだ。う~ん、忘却の彼方だ。2021/09/26
ceskepivo
6
なぜだか、この人の書いていることは納得してしまうんだな。「たくさんの人の話を聞き、その上で決断すべき時にきちんと自分の責任で判断する。判断した以上はぶれない。その判断にはすべての責任を持つ。これが正しいリーダーの姿だ。」そのとおり!2014/08/18
koishikawa85
3
以前通読したことをすっかり忘れて、読みかけだとばかり思っていたため、もう一度読んでしまった。安倍氏に批判的な私だが、かなりの部分で賛同できるのに驚き。外務省の事務レベル協議から積み上げても何も決まらないとか、興味深い話も多い。2022/01/03
本を読むゴリ
3
やはり、55年体制でまつりごとを牽引してきた自民党でしか出来ない事が多かったと言う事かな。2大政党は無理だな。2014/02/12
武井 康則
2
小泉政権で活躍し、安倍政権にも参加した人物らしい。ちょっとした裏話もあるが、ここで書いても良い話なんだろう。それくらいの計算は著者にも自民党にもあるはずだ。聞き書きの形を取っているが、自分を「俺」と言ったり、文末の「だぜ」とか、「よな」とか、「じゃん」。品のない文章で読むのが辛い。政治家でなく、政治屋の文と内容。綺麗事で政治ができるかと言うなら、理想のない政治ならコンピュータでやればと言いたくなる。実際、今の経済活動のみの政治ならAIでいいのではないか。2018/03/22