内容説明
電子機器が廃れ、新たに「心空子文明」が発展した世界。メカオタクの少年クウゴは、両親亡き後従妹一家と島で平穏に暮らしていた。しかし「邪禍」と呼ばれる化物が襲来。あわやというところに一人の少女が現れ――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
18
そこそこ。パッとした要素は無いが文章も書けているし読みやすい。ファンタジア文庫の金賞作品として考えるなら妥当な出来ですね。1冊の中でうまく纏められているとは思うんだけどキャラの魅力が薄いですね。物語の盛り上がりも地味で惹かれる要素が無いのは厳しいかな。可もなく不可も無いすごく無難な1冊でした。まぁ設定は好きなので次巻も買うと思います。2014/01/22
豚山田
13
タイトルは重要です。何故なら読者はそこから本の内容を想像し、期待を膨らませて、お財布から貴重なお金を出すわけですから。僕がこの「心空管レトロアクタ」からどんな物語を想像したかと言えば…何となくセピア色の風景の、トライガン的な現代とは違う方向に発展した蒸気漂う街が舞台で、機械いじりの得意な少年が繰り広げる冒険とか、出会いとか…そんな感じでした。なので、少なくとも他のラノベと大差ない女子に囲まれてウハウハの少年が能力覚醒で剣を振り回して怪物を倒す話、等とは想像の埒外。まぁ勝手に想像した側が悪いのですが。無念。2015/01/26
1_k
13
悪くない。前半がやや説明過多気味だが、それを乗り越えればきちんと伏線なども含めて理想的な物語展開ができている。しかし、こぢんまりとまとまりすぎていて、地味か。キャラとか何か一つ突き抜けた要素があれば一気にブレイクするくらいの余力はあると思うのだが。まあ、現状でも順当にシリーズ化されても十分楽しめるだけの力量はあるはず。次を楽しみに待てる。2014/01/24
ymartak
12
人の心の力を取り入れエネルギーに換える心空管が一般化されている世界を舞台に、邪禍と呼ばれる謎の生命体と闘う機士となる事になった少年の物語。独特のテクノロジーが、物語・人物と無理なく融合していて、全体的に重過ぎずポジティブな雰囲気で展開していく。2014/07/01
瀧ながれ
11
主人公の心の支えとなっている人物がじつは…、という展開と、それを主人公も知っているという描写から、それについてヒロインが…、という一連の流れに「うわあああ」と悲鳴。ど、どおしたらいいんだ、いやわたしが介入できる次元ではないが、やるせないいい。2014/02/03
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