内容説明
妹と、幼なじみの少女の3人で秋葉原を訪れたあなたが駅の改札を抜けると、街の様子が何かおかしいことに気がついた。普段通りの秋葉原のようでいて、どことなく「瘴気」のようなものが漂っているのだ。緩慢に周囲を通り過ぎる人々からも、まるで生気が感じられない。言い知れぬ不安を感じたあなたは改札に戻って電車に乗ろうとするが、プラットホームには無人の電車が止まっており、動く様子はない。あなたたちが戸惑っていると、ホームで不安げに周囲を見回す少女がいた。少女を仲間に加えたあなたは、4人で秋葉原からの脱出を試みるのだが……!脱出ゲームの楽しさをライトノベルの世界で実現。選択肢をふんだんに盛り込んだ「ゲームブック」形式で進行する、マルチエンディングの新感覚ラノベが誕生した!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あなほりふくろう
9
マルチエンディングを紙の上でやってみたかったんだろうが、こんな箸にも棒にもかからんもんを掴まされるとは……ゲームブックなめんな。2014/01/28
1_k
5
見るからに地雷臭いオーラが出ていたが、やっぱり地雷だった。ゲームブック形式で選択しもないのにページが飛ぶものだから読みにくくて仕方がない。それは仕方ないとしても、ほとんど分岐しても意味がないのはいかがなものか。もっと話やキャラを絞って起伏をつけないとゲームブック的なおもしろさが十分に出ないと思う。2014/02/16
シュエパイ
5
昔、私が好きだったゲームブック達はもうちょっと、ストーリーの分岐とかあったよ…?あ、なんかグルグルのゲームブックとかもってたの思い出した。本によってはキャラシートっていうか、HP管理とかがあったりしてたっけなぁ。うん、なんていうか、こう・・・一本道でよいからもっと起伏のあるゲームぶりを・・・2014/01/31
ちゃか
3
脱出ライトノベルと表紙にありますが、秋原場に出かけた主人公たちが、不思議空間に閉じ込められて、脱出しようとしている話。脱出ゲームとゲームブックを混ぜた感じ? ゲームブックなんてほとんど読んだことないのでその辺の比較が難しいんですが。ゲームブックとしても、ラノベとしても中途半端で終わっちゃったかなぁ、という印象。分岐が結構飛ぶせいで、途中の挿絵でネタバレを余裕で喰らうし。2014/01/21
ぺてがり
1
秋葉原に閉じ込められた主人公達が脱出の方法を探すお話でした。ゲームブック方式なのは良いのですが、思いのほかどの選択肢でも展開が一緒で、ストーリーも単調でちょっといまいちかなと思いました。また、途中で会うヒロインに存在価値を感じないのでそれを削り、その分展開を厚くした方が良かったかなと思いました。2014/01/31