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内容説明
何を信じたらよいか、何を信じるべきか。景気回復、東京五輪など楽観的ムードが漂う中、日本人の精神に何が起きているのか。「アベノミクス」という虚構、「憲法」という誤謬、「復興」という矯飾、「天皇家」への警鐘……大震災後の出来事から表出する国家のメルトダウン。民意や国民主権という幻想の下、幸福を一途に追求してきた日本に今、民主主義の断末魔が聴こえる。稀代の思想家が真理を隠す「偽善の仮面」を剥ぐ。
目次
第1章 時代閉塞をもたらしたもの
第2章 空気の支配
第3章 正義の偽装と「ミンイ」大合唱
第4章 領土を守るということ
第5章 成文憲法は日本人の肌に合うか
第6章 「石原慎太郎」という政治現象
第7章 「維新の会」の志向は天皇制否定である
第8章 「国民主権」という摩訶不思議
第9章 「経済学」はなぜ信用されないのか
第10章 「皇太子殿下、ご退位なさいませ」が炙り出したもの
第11章 「砂漠の経済学」と「大地の経済学」