新潮新書<br> 仏像鑑賞入門

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新潮新書
仏像鑑賞入門

  • 著者名:島田裕巳【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 新潮社(2014/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106105531

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内容説明

久しく仏像ブームが続いているが、一般人が仏像を楽しめるようになったのは、ほんの半世紀ほど前のこと。そして、古い時代のすぐれた仏像が残されている国は日本だけ。つまり仏像鑑賞とは、現代日本ならではの僥倖なのだ――。そもそも仏像とは何なのか、その歴史や造り方、鑑賞と信仰の関係、秘仏の謎にも迫る。『古寺巡礼』の仏像を網羅した奈良三泊四日のモデルコースと、ぜひ鑑賞したい全国十体の仏像ガイド付き。

目次

1 そもそも仏像とは何なのかその歴史と本質についての若干の考察
2 奈良で浴びるように仏像を見るまさに至福の時
3 大仏はどうやって造られたのか案外知らない仏像の造られ方
4 秘仏って何だいつどうやって秘仏に出会えばよいのか
5 鎌倉時代の仏像ルネッサンス運慶やら快慶やらの時代
6 仏像は円空、木喰に極まるのかもう昔の仏像は造れない
7 仏像は博物館で見るものなのか近代の仏像の運命
8 これだけは見ておきたい究極の仏像たち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

12
仏像と仏教って、切っても切れない関係かと思っていたけど、以外とそうでもないのかも。確かに、仏像と言えば飛鳥・奈良・鎌倉時代、そして地域的には奈良県が圧倒的。私的には、仏像と言えば昔の切手の中宮寺の弥勒菩薩像なのだけどねぇ...まぁ、実物は見た事無いのですけど (^_^;;;2014/04/18

yujiru2001

5
仏像を観たいし、もっと知りたい!2022/10/01

Yuusi Adachi

4
「見仏記」「古寺巡礼」「土門拳」などで仏像の基礎知識はありましたが、仏教史としての鑑賞術は新鮮でした。☆☆☆★2014/02/20

Yoshihiro Yamamoto

3
C+ 奈良を中心として仏像はかなり見てきたが、人はどのように鑑賞するかと思い読んでみた。著者が薦める仏像は自分も大好きなので、親近感を感じたが、幾つかは全く聞いたこともなく、次回の仏像鑑賞の旅の楽しみになった。安倍文殊院の騎獅文殊菩薩像、願成就院の不動明王、円成寺の大日如来像、東大寺の僧形八幡神、蟹満寺の釈迦如来像、唐招提寺の如来形立像(トルソー)立石寺の慈覚太師頭部像、真野寺の千手観音。時代が下るにつれて質が落ちるのを不思議に思っていたが、国家→貴族→密教→念仏→禅という流れがそうさせていることを知った2015/09/18

つじつじ

2
奈良で、浴びるように仏像を観る!いいですね〜。絵じゃなくて、写真が良かったなー。2020/08/06

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