GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

  • ISBN:9784837957461

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内容説明

全米トップ・ビジネススクール「ウォートン校」の史上最年少終身教授でもあり、気鋭の組織心理学者が教えるビジネスの成功の秘訣。「ギバー(人に惜しみなく与える人)」「テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)」「マッチャー(損得のバランスを考える人)」もっとも成功するのは誰だろう。他人に優しくしていたら、厳しい競争を勝ち抜けない?――それは大きな誤解だ。これからは、他者志向の思いやりの発想とコミュニケーションが、あなたの仕事に大きな成功をもたらす。リーダーシップ、営業、交渉、事業の立ち上げ、昇進まで……ありとあらゆるシーンでこの考え方が役に立つだろう。一橋大学大学院教授・楠木建(『ストーリーとしての競争戦略』『経営センスの論理』)の監訳と解説で、日本初デビュー!「世の“凡百のビジネス書”とは一線を画す一冊だ!」

目次

1 あなたは、まだ「ギブ&テイク」で人生を決めているのか―いま「与える人」こそ、幸せな成功者となる
2 「名刺ファイル」と「フェイスブック」を見直せ―「与える人」の才能(1)「ゆるいつながり」という人脈づくり
3 チームの総力を活かせる人―「与える人」の才能(2)利益の「パイ」を大きく増やす働き方
4 荒野で“ダイヤモンド”を見つける法―「与える人」の才能(3)可能性を掘り出し、精鋭たちを育てる
5 「パワーレス」の時代がはじまった―「与える人」の才能(4)「強いリーダーシップ」より「影響力」
6 「与える人」が気をつけなければならないこと―「成功するギバー」の、したたかな行動戦略
7 気づかいが報われる人、人に利用されるだけの人―「いい人」だけでは絶対に成功できない
8 人を動かし、夢をかなえる「ギブの輪」―未来を変える「因果応報」のルール
9 「成功への道」を切り拓く人たち―あとに続くのは誰だ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mukimi

114
giveが成功の秘訣であることはあらゆる人があらゆる言葉で述べており心に染み付いてるが、最近よく聞くtakerの概念を知るため読んだ。人口の19%を占めるという自分の利益のためなら他者を犠牲にする狡猾な人々。takerを見分ける力があるgiverは最も成功するらしい。正直に親切に生き続けてきたお人好しが壁にぶち当たった時、世間の世知辛さを嘆き人間不信になるよりもまず、自分に知恵を授けるべきなのだろう。その知恵を与えてくれる本だった。giverとして生きる信念と、尚一層賢明であらねばという決意を新たにした。2023/04/19

Kawai Hideki

109
人間をテイカー(自分の利益を優先させる人)、マッチャー(損得のバランスを考える人)、ギバー(惜しみなく与える人)の3種類に分類。テイカーやマッチャーより生産性が高いギバー(他者指向的なギバー)と、テイカーに搾取されてしまうギバー(燃え尽きギバー)の存在を明らかにする。さらに、他者指向的なギバーとなるための注意点や、テイカーをギバーに変える仕組みづくりについてヒントを与えてくれる。「五分間の親切」「パイを増やす」「原石を磨く」「アドバイス・シーキング」「百時間ルール」などのキーワードが参考になった。2015/08/14

WATA

91
人間の性格を、人に惜しみなく与える「ギバー」・自分の受け取る利益を最優先する「テイカー」・貸しと借りのバランスをとる「マッチャー」の3つに分け、特にそのうちのギバーの成功法則について詳しく解説した本。この本によると、3つの性格のうちビジネスで一番大成功しやすいのはギバーらしい。今の仕事で「自分は優しすぎるのではないか」「周りに合わせすぎて損をしているのではないか」といった悩みを抱えている人に読んで欲しい本。その性格を維持したまま、周りの人と仲良く繁栄していくギバーになるための考え方がたくさん書かれている。2014/11/08

KAZOO

82
この本の分野はよくわかりません。人生論なのか、あるいは現代における行動論なのか?ギバー、テイカー、マッチャーというような分類に分けて説明されています。結構実例を多くおさめているのでわかりやすい気がします。ギバーがいいということなのでしょうが、それを食い物にするやからから守る方法も書いてあり参考になります。2015/06/28

5 よういち

73
ギブ&テイクからビジネス成功の秘訣を探る◆なかなか斬新な切り口の本。意表をついた分析結果が面白い。◆相互関係では、人は次の3タイプに分類/テイカー、ギバー、マッチャー◆テイカー:与えるより多く受け取ろうとする/ギバー:受けとるより多く与えようとする/マッチャー:バランス型◆成功から遠い位置になのがギバー。一方で、最も成功するのもギバー◆職場以外の親密な関係では、人はギバーとして振舞う。だが職場ではマッチャーになる。◆私たちはギバーになることで成功や豊かな人生が送れるのか?やってみるだけの価値はありそうだ。2018/09/26

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