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内容説明
信長・秀吉・家康に信頼され、恐れられた最強の軍師。彼は「インテリジェンスの達人」か？ それとも「裏切らない情の人」か？ ２０１４年ＮＨＫ大河ドラマの主役、黒田官兵衛に迫る。
目次
序章 今、なぜ黒田官兵衛が注目されるのか
第１章 軍師・官兵衛を育てた情報環境
第２章 天下を取った秀吉が恐れた男・官兵衛
第３章 朝鮮の役から関ヶ原に至る官兵衛の肚
第４章 関ヶ原以後、天下分け目の官兵衛の決断
第５章 情勢を見極め尽くした晩年の過ごし方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶのぶ
11
大河ドラマ「軍師 官兵衛」最終回の日にやっと読めたあ♪久しぶりに大河ドラマを一年通して見たなあ♪伊達政宗や武田信玄以来ではないだろうか？「知」と「情」の合理が必要であり、日本の美意識を大切にしながら、原始的な他国からの理不尽なことに対応していくのに、軍師官兵衛が参考になりそうです。家を守っていく、父から子へ、そして、孫へ。またよきパートナー、妻や部下、同胞を大切にすることの大事さを学びました。「孫子の兵法」、１ヶ所、逃げ道を作り、そこで叩く、さすがです。2014/12/21
きよにやコータロー
4
大河ドラマ「軍師官兵衛」の関係で読んでいます。黒田官兵衛というリーダー像が今の日本に相応しいリーダー像として、今は注目されています。面白い作品でした。日本型のリーダー、リーダー像がやや、近年不在に思えることが多いが、この黒田官兵衛、軍師官兵衛でその当たりを学んでみたいです！
kumonosuke
3
官兵衛、如水、黒田長政の関係がようやく分かった。ＮＨＫの大河ドラマを見る気になったので少しのぞいてみよう。2014/03/27
BIN
2
「知」と「情」を状況に合わせてうまく使い分けて天下を渡り歩いた黒田官兵衛。黒田家譜などをベースに語られているためかなり黒田家びいき（反三成なので西軍びいきの私としてはちょっとイラッとする場面も）ではあるが情報分析力が卓越しているのは確かだなあと思いました。これだけ天下人に警戒される人物も珍しい。2015/09/05
NAO
2
流動の戦国時代を、信長、秀吉、家康の三人に仕えながら無事に生き延びたというだけで、そのすごさが分かる。何よりも、引き際のよさに心をひかれた。やっぱり、いつまでも金や名誉、俗世間に未練を持っていちゃダメってことなのかなあ。2015/04/06
