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内容説明
事なかれ主義で経営が悪化した上場企業に、メインバンクから取締役としてロボットが出向してきた!?予算5000万円の新規事業を任された新米課長・道明美穂は、ロボット取締役からさっそく事業計画書の作り直しを命じられるが……。はたして道明はこの事業を成功させ、業績を上げることができるのか、さらに恋人・吾郎との恋の行方は?「新規事業を成功させる3つの戦略」「ポートフォリオを使えば、事業リスクは減らせる」「事業を拡大するお金を上手に調達する方法」「賃料を上げて不動産投資を成功させる方法」「戦略を理解できれば、人生の勝者になれる」など、事業計画書や経営戦略の立て方から株や不動産投資の基本まで、投資のルールのすべてがわかる! 先が気になる、笑いと涙の投資戦略ノベル。運に任せた人生は、努力の効率が悪い。成功するために必要な知識を得て、戦略を立て、合理的に決断し、実行すれば人生は変わる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
73
「猿の部長」が面白かったので、“戦略”という言葉に惹かれて本書へ。いやぁ、面白い。投資の初歩を楽しく学べました。また、投資のみならずストーリーも良かったです。何が良いかって兎に角ロボットのボスが良いです。当方もこんなメンターが欲しかったナ。2017/07/15
ehirano1
72
5章の最後とエピローグがこれ以上ないくらいに最高、と思ったところでふと思いました。はて、本書の部類は何だろうかと。小説ではないような、ビジネス書でも・・・・・んなぁことはどうでも良いですね。兎に角楽しい再読となりました。2017/09/02
NAO
26
会計天国を読んだので続けて読みました。ロボットは???でも面白いでした。自分の仕事がまだまだ・・・たくさん付きます。過去に囚われずに環境の変化に合わせて自分の考えを変える。リスクはあるけど自分が変わらないと周りも変わらない。考えることがたくさんある良い本です。2014/02/03
WATA
25
事業の競争、事業資金調達、株式投資、不動産投資の4つの場面で必要な「戦略」の知識を小説仕立てにした本。登場人物やストーリー展開には強引な点が目立つが、紹介されている考え方は基本の部分をしっかり押さえているように思う。自分の知らない投資分野について手早く概要をつかむのにはちょうど良い。私の場合、不動産投資の部分が参考になった。2014/02/19
烟々羅
20
1月21日にジュンク堂三宮店で買う本を決めて出ようとするとき、奥付で22日刊行のこの本をみつけた。9月刊で年末に読んだばかりの本と同じ著者のものだ。ここでは一貫して、意思決定のために数字をどう扱うかが説かれている。前作より小説の体裁をとる意味も増した。ちょうど「資産運用本」の比較(資産運用法の比較ではない)など始めたタイミングで、株に関する2章、不動産に関する4章のリスク/リターン評価はここまで読んだ本と別の切り口で興味深い。帰路に姫路をみると、改札内の書店では前巻を推していた位置で二冊並べていた。2014/01/23