講談社ノベルス<br> 希望のまちの殺し屋たち

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講談社ノベルス
希望のまちの殺し屋たち

  • 著者名:加藤眞男【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 特価 ¥418(本体¥380)
  • 講談社(2014/07発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062990011

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内容説明

デパートの呉服売り場に勤める佐恵子は、一人息子が起こした交通事故で、彼の就職内定が取り消されるのではないかと気が気でない。一方、建築士の郁夫は、不倫相手の魅力に心を奪われ、妻の目を盗んで密会ばかりをしている。そして、高校3年生の友也は、受験勉強もそっちのけで大好きな女子のことばかりを考えているが――。大宮に暮らす平凡な3人の日常を、非日常へと急転直下させる殺意の連鎖。その真相は!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

16
埼玉に住む人々の物語が絡まっていき、最終的には大きな一枚の絵が見えてくるというもの。『新人賞殺人事件』や『ウェディング・ドレス』の系列と言えるでしょう。佳作です。人物の関係図を書きながらお読みになることをオススメします。2015/05/09

ren5000

15
それぞれバラバラのストーリーが最後に交わって…。みたいな話では奥田さんの『最悪』を思いだしますが、それとくらべると軽くて最後はちょっと拍子抜けな話でした。それが狙いかどうなのか全般的に軽い印象。2015/05/09

KEI

10
知らずに読んだのだが、馴染みのさいたま市が舞台だったので、すんなりと入り込む事が出来た。4人の主観的物語が、細々と展開して行き、奇妙に絡みあって行きながら、ラストですべてが繋がる。1人の感違いや、間違った判断で、良い結末or悪い結末に連鎖していく様は、バタエフ的な面白さを感じる事が出来た。 2014/02/08

kthk arm

4
2022年123冊目。かなりよかったです。ジャンル名はわかりませんが、奥田英朗の「無理」みたいな、3つの群像劇が、ドタバタと最後にひとつにつながるみたいな。大好物。2022/11/26

ハルト

4
読了:○2014/02/15

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