2014年の「中国」を予測する

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2014年の「中国」を予測する

  • 著者名:石平/宮崎正弘
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • ワック(2014/01発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784898316894

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内容説明

中国は今「世界第二位のGDP」を誇っているが、その実態は、強権による人工的秩序が瓦解しつつあり、社会は不安であふれている。中国共産党ナンバー1の習近平とナンバー2の李克強の対立が鮮明化し、タカ派の軍人・劉亜洲大将が自由化を叫ぶ始末! 外国企業は撤退し、政府高官たちは約60兆円のカネと共に海外逃亡。不動産バブルは瓦解し、シャドーバンキングの不良債権や地方政府の債務不履行など、問題は山積みだ。中国の2014年は「天気晴朗ならず、視界不明瞭、波高し」である。

目次

第1章 習近平路線VS李克強路線の矛盾が深刻化!
第2章 リコノミクスの本末転倒
第3章 中国金融界は伏魔殿
第4章 中国から離れるアジア
第5章 国際プロパガンダ戦争で負けている日本
第6章 「絶望の大国」とどう付き合うか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ryunosuke118

0
政治、経済という切り口から中国か如何に脆弱な基盤の上に成り立つ大国で有るかを論じた一冊。特に両筆者とも習近平の政治的手法には手厳しい。シャドーバンキングの問題、資産階級による多額のキャピタルフライトなど信頼性の欠如した社会こそが今の中国の姿であり、そのような中国とのかかわり合いを考える上での確かな一助になる一冊だ。 2014/02/24

らむ(まぐれ)

0
経済的というよりは政治的なアプローチで現在の中国を見つめる本.政治に疎い私からすると難解な内容も多かった.発展途上国が無理して背伸びすると必ず歪みが生じる.その歪みについて理解が進んだとともに,今後訪れる歪みの是正に恐怖を覚える.2014/02/09

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