内容説明
集積回路上にデジタル化した魔法陣を展開することで、魔術を汎用化する最新技術《魔術式》。聖珠学院科学部に在籍する二神和也は、大切な人を守るため、不得手ながらも日々魔術の訓練に励んでいた。和也は妹をさらった魔術式使いに対抗するため、自らが考案した禁断の魔術式《王権魔導収集》を執行する！ 携帯端末で魔術を操る本格バトル起動！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朝夜
10
読了。全体的にﾁｬｯﾁｲですね。 ｽﾏﾎでﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞする科学的な魔術という設定は…まぁ､昔ﾏﾝｶﾞで見た気がしますがまぁまぁ良かったとは思うけどそれ以外が微妙です。最終的には俺TUEEEEEになりましたがﾍﾟﾗいですよねｽﾄｰﾘｰが… あからさまにｹﾞｽい三下の敵が出てきた辺りで致命です2014/01/04
1_k
9
主人公の強化が「オラにちょっとだけ現金を分けてくれ」方式というのはおもしろいかも。ただ何のタメもなくいきなり開花しすぎか。コード実装した段階では原因不明で動かず、危機に際して何か要素が加わって解放、でないとtsueeすぎてバランスが崩れてるような。あとキャラはいいが、展開が行き当たりばったりで今一魅力的ではないかな。総じて、要素要素に面白くなりそうな目はあってもうちょっとがんばれば良くなりそうな気はするけれど最終的には凡作になっちゃった、な程度か。2013/12/31
水無月冬弥
9
#ラノベ。爽快でした。力がなかった少年が愛する人を護るために力を得る、前半の力のないシーンと、ラストの中二病テイストな展開の差が素敵過ぎる！ あとヒロインが健気でさりげなく肉食系なのがいいいですね2013/12/29
葛野桂馬＠時津風＠ハスター
6
こういう設定の話は結構好き。好きなんだけど……どうしてこうなった！ 途中まではいい感じだったのに、最後の見せ場のバトルシーン。そこでこれはないだろう。中二病、大いに結構。軽い主人公、大いに結構。勢いのあるバカ、大いに結構。だけど、ここまで「ちゃんとしたローファンタジー」を設計しておいて、「物語をバカなもの」にしてちゃダメ。中二病はどれだけ痛い設定だろうと、どれだけ変なものであろうと、それを格好いいと思えなければ（思いこめなければ）ならない。最後の戦闘は格好良かったか？ 作者には一度見つめ直してもらいたい。2014/06/08
こうづき
6
二巻のあらすじに惹かれて一巻を読んでみたんだけど、二巻はやめときます……。なんか恐ろしいほど合わなくて、合わなすぎて終盤めっちゃ笑ってしまった。これはあれだ――「魔法戦争」のアニメを見ていた時の感覚に似ている――！ 合わないと言っても不快系ではなく、ただなんか個人的に琴線に触れるものが全然なかったってだけです。何がダメなのかさっぱり分からないのになんかダメだった。あと文体もちょっと苦手。特にバトルシーン。一番好きなキャラは妹のストーカーかも。生徒会長は初戦はうざかったけど、最後でちょっとだけ好きになった。2014/05/19
