中経出版 埼玉ルール

著者名：都会生活研究プロジェクト

KADOKAWA（2014/01発売）

• ISBN：9784046001085

内容説明

埼玉とは？と問うたとき、この地にはどこか宙ぶらりんな印象もつきまとう。そして、歴史的に見て核となる都市が存在しなかったこと、東京のベッドタウンとして発展したために地元出身者の割合が少ないこと、などから個性や郷土意識の薄さが指摘されたりする。しかし、フシギなことに、というべきか。外からどう見えようと、この地の人々はどこかマイペースだ。「特徴がないのが、埼玉の特徴」「どうせダサイたまだし」といった自虐的なセリフも楽しみつつ、どこか余裕さえ漂わせつつ……。（「はじめに」より）

目次

交通編
買い物編
食べ物編
街なか編
言葉・人間関係編
生活あれこれ編

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[aquamarine]

県民にはあるあるで楽しめますが、全く埼玉にゆかりのない方には何のことやらで全くわからない部分も多いかもしれません。さらっと読めてさらっと楽しめます。笑って納得したのは「基本、北上しない」ですね。人を呼べるようなものは確かにないかもしれませんが、モノづくり県でたくさんの食品やハイテク商品の関連工場があり、農業県でもあり埼玉産の野菜は関東各地に出荷され、最近は大型ショッピングモールなどの出店で都内に出なくても何でも手に入ります。地元愛が薄いと言われますが、私を含め家族も友人たちもみんな埼玉愛してますよ。

2014/06/17

[らむり]

埼玉あるあるの本。「うまい！うますぎる！」

2014/02/14

[hydrangea]

読友さんが以前感想を書かれていたのを思い出し、つい購入してしまいました。１，０００円はちょっと高い気がしないでもないのですが、内容は埼玉県民もしくは出身者が自己満足するための良書(笑)なのかな？ちょろっとながら、私の母校ネタも書かれていたのでニヤっとしてみたり。北辰テスト、懐かしい。私が高校に合格したのは中3の時隣の席だった女の子が、色々勉強を教えてくれたお陰なのですが、その頃を思い出してちょっと照れ臭くなりましたｗ

2014/02/23

[kiyoboo]

これは楽しめた。うどん用小麦粉使用量が香川に次ぎ全国２位、パスタ消費量が全国１位、洋菓子の生産量が全国１位、アイスクリーム出荷額が全国２位。そういえば、芋ようかんの「舟和」、カステラの「文明堂」、雷おこしや人形焼の「常盤堂」などの大手の工場があるので当然アウトレットもあるし、買いに行くことも多い。今は同じさいたま市でありながら旧大宮市と旧浦和市の仲が悪いことも有名。１つの市に２つのサッカーチームがあることも他からみれば特殊？その他「なるほど」と思えることがたくさん書かれていてたのしい読書を過ごせた。

2014/08/08

[pandakopanda]

図書館本。埼玉あるある。確かにこんなことあるーっていうのが多数あり。北辰テスト懐かしい（笑）市町村が多いし、合併もちょこちょこあるから、市町村の名前でこんがらがること多いです。埼玉出身だったり、在住の人だったらきっと楽しめる内容。ずっと住んでいるけど、知らないこともけっこうありました(´∀｀; )

2014/06/20