柳家喜多八膝栗毛

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柳家喜多八膝栗毛

  • ISBN:9784904402337

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内容説明

「清くけだるく美しく」をモットーに、好きな落語を愚直に究める柳家喜多八師匠。本書は2014年1月刊行『柳家喜多八膝栗毛』の電子書籍版です。「あの芸談嫌いの喜多八師がよく喋ったな」と落語界でも話題となった、巻頭ロングインタビューは必見。喜多八師をよく知る師匠方や弟子、二ツ目、前座、お囃子さん、各会席亭の談話ほか、喜多八師若かりし頃の写真や、厳選ネタ帳なども収録。読んで見て笑ってウルッとなれる一冊です。

目次

発端(はじめに)

芸・ネタ・落語・人生・・・喜多八が語る

噺家のみぞ知る素顔の喜多八
入船亭扇遊師匠、瀧川鯉昇師匠、林家正蔵師匠、柳家はん治師匠、柳家ろべえほか

喜多八写真館
各会席亭・ファンが語る喜多八秘話
お客様が選んだ「私が好きな喜多八師匠のネタ ベスト51」
喜多八が選ぶ「あたしが好きなあたしのネタ ベスト18」
喜多八一問一答

≪銀座の噺小屋≫「喜多八膝栗毛」既開催公演一覧

柳家喜多八より、お客様へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りつこ

16
これはいわゆるファンブックというやつで、喜多八膝栗毛に行ったことのない私のようなものが読むような本ではなかったかも。とは言うものの、喜多八師匠、かっこいいなぁ。率直っていうか真っ直ぐっていうか筋が通ってるからぶれないし、いろんな人に愛されているのも宜なるかな。もっと師匠自身の言葉を聞きたかったなぁと思うのだが、芸論嫌いの師匠だからこういう形になったのかな。喜多八師匠はほんとにいろんな人との会があって意欲的だなぁと思うけれど、人柄がいいからどの会も長く続いているのだと思った。芸は人なり。まさに。2015/01/10

ワッツ

3
この本を読み始めた頃に喜多八師が死んだ。それでしばらく積読本になり、ようやく読了した。しかし、師が亡くなった5年近くになることに気づいた。そんなに時間がかかったのだろうか。時が経つのははやい。師を生の講座で見るチャンスは1,2回あったと思うが、叶わなかった。死ぬ少し前にも、痩せこけて小さくなったけどテレビで見かけていたので、訃報を聞いた時は驚いた。見れるものは無理しても行こうと思ったものである。2021/05/09

qoop

3
喜多八師へのインタビュー(面白かったし、何と云っても落語への真摯さが伝わって来る)、親交深い落語家諸師のコメントの他、「喜多八膝栗毛」各会の演目とパンフのエッセイ採録、師の出演する各落語会の関係者が寄せる一言など、一風変わったファンブックといった体裁。独演会から生まれた落語家本というのも珍しいと思うが、とにかく喜多八師の魅力を伝えたいという愛情に溢れている。2014/01/11

やまほら

1
喜多八師匠の「ファンブック」的な本で、師匠が好きな人には楽しく読めると思われる。特にそうではない人にとっては、どうかなあ。2014/01/12

0
喜多八師匠の落語がもう聞けないと思うと寂しくて師匠の引きの芸が、大好きでした。2016/06/08

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