内容説明
1937(昭和12)年12月の南京で起こったとされる「南京事件」の真実は何なのか――「最初の2、3日で男女子供1万2000人が殺害されたか」、「2万人が強姦されたか」、「欲しいものはなんでも奪ったか」、「南京の街の3分の1は燃え落ちたか」、「2万人の一般男性は殺害されたか」、「郊外で5万7000人の一般人が殺戮されたか」、「降伏した3万人の中国兵は殺害されたか」、「20万人以上が殺害されたか」、「日本は事件を認めていたのか」――。検察側の証言と証拠ばかりが認められ、弁護側の反論はいっさい認められなかった極東国際軍事裁判。争われた事実の真偽をあらためて問う。検察官はどのような証拠を提出したのか。弁護側はどう反論したのか。判決はそれらをどう取り入れたのか。そして、なぜ南京事件は持ち出されたのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
北本 亜嵐
11
本書は「東京裁判」において争われた10の事実について検証している。その結果、検察側の検証(根拠のない証言と論証)ばかりが認められ、弁護側の反論を無視した一方的な「復讐裁判」であったと改めて実証される。日本の「戦時宣伝」は他国に比べて遅れており、悲しいかな現在でも続いているように思う。結論…「南京虐殺は中華民国の戦時宣伝であり、それにアメリカの宣教師と英米の新聞記者が強力して作り上げたものです」(本文より引用)2014/11/15
河イルカ
2
図書館本 現在の南京事件に関する中国や諸外国での受け止められ方は大いに問題があると思う。 だが本書はそこに全然食い込んでいない。 文中で繰り返し問題視されている、当時中国にいた外国人が中国寄りな点や、日本が日本の弁護をしても信用されない点は、当然のことでしかない。そうじゃなかったらかえって信用できなくなる。 そうした現実、東京裁判の問題点を認めた上でどうしていくかということを期待していたが、この本はそうではなく、一方的な理屈を振りかざすだけ。2026/04/05
めっかち
1
南京事件に関しては東京裁判ではじめて大きな問題とされた。本書では、東京裁判での争点を改めて検証している。「南京大虐殺」がどのようにして捏造されたかよくわかる。いちばんわかりやすいのは日本軍の強姦に関して。もし、二万件もの強姦事件が発生していたなら、大量に父親不明の混血児が生まれるはずだが、そんな話は聞いたことがない。当たり前のことだ。日本軍の「強姦」などなかったのだから。
ken ken
1
改めて東京裁判では、検事側の主張ばかりが認められ、弁護側の反証が一顧だにされなかった事がわかりました。南京事件のこと勉強になりました。2014/08/31
フレデリック
0
東京裁判の南京事件について、その内容を検証する一冊。結論としては南京大虐殺は捏造だった。全ては中華民国の戦時宣伝であり、裁判中に弁護側はしっかり反論していたが、戦争に負けた日本側の意見が取り入れられることは一切なく、始まる前から結果が決まっていた裁判だったのだろう。興味深いのはその裁判に証人として出廷していた第三国人であるドイツ人やアメリカ人が完全に中国側の人間だったということ。しかも宣教師が加担していた。中国と利害が一致していたから。歴史は勝ったものが作るということを学んだ。2026/01/31
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