内容説明
「救い」とは何か。「成仏」とは何か。
―――その問いに答えた衝撃の書!
比叡山「千日回峰行」を二度満行した大僧正―――
しかし、その魂は死後、 迷いの世界を彷徨っていた。
本書は、現代の仏陀が引導を渡すまでの137分の全記録である。
死後、迷いの世界を彷徨う仏教僧の魂――。
その原因と問題点を現代の仏陀が諭す!
酒井大阿闍梨の「悟り」とは何か。
「中道」に対する見解。
千日回峰の「正体」
日本天台宗の誤りを正す。
目次
1 死後二カ月で迷っている酒井氏の霊
2 酒井大阿闍梨の「悟り」とは何か
3 「中道」に対する見解
4 仏陀の悟りとは何か
5 最澄の誤りとは何か
6 宗教の「中身」とは何か
7 千日回峰の「正体」
8 仏教の中にある「唯物論」を正す
9 酒井大阿闍梨に引導を渡す
10 日本天台宗の誤りを正す
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
14
天台本覚思想に潜む闇。一切衆生悉皆成仏では修行論が成り立たない。また千日回峰のような肉体行も即悟りではないということ。いくら外見を繕っても中身がなければ意味がない。心を見つめるという仏道修行の本道を見失わないようにしないと。せっかく修行したつもりでもその方法論が誤ったものであったら報われないしその悪影響も計り知れないと思いました。2013/12/26
とらじゃ
4
「人間は何のために生き、死んだらどうなるのか」この問いに答えられない宗教は本物ではない…千日回峰行てすごい!!と思ってたけど、単に肉体を鍛えただけなんだ( ̄□ ̄;)!!2014/01/26