内容説明
古典の授業中、教師に鞭で打たれた本間香葉子は、そのショックで平安時代にタイムスリップ。『源氏物語』の作者・紫式部の身体に宿ってしまう。さらに、折りも折り、時の最高権力者・藤原道長が殺害される事件が発生。紫式部こと香葉子は、ライバル・清少納言とともに下手人探しを依頼される。果たして真相は?(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
21
タイムスリップシリーズ第7弾、今巻では香葉子の意識が平安時代の紫式部へ、うららが清少納言へ、色々歴史のズレがあり同時期にいないはずの人がそこにいたりまだ生きてるはずの人が殺されたり…という「もしも」を楽しむ。すっかりタイムスリップ慣れしたうららが頼もしい。これ逆に紫式部と清少納言が現代の女子高生に、っていうのも面白そう。2020/05/15
マッちゃま
20
まあ〜いろんな意味で鯨さんらしいっちゃらしい作品。タイムスリップシリーズ第7弾。今度は香葉子の意識だけが紫式部に入り込み平安時代へタイムスリップ。さらに時の権力者である藤原道長が殺害される事件に巻き込まれ、紫式部(佳葉子)は清少納言らと犯人探しをする様に帝から依頼される。設定は氏らしい都合の良い展開も多くてポカーンとしちゃいましたが、鯨流歴史解釈は充分に楽しめました。なにせポカーンよりもアングリ…の方が正しい表記かと思われる部分も有り、そこを許せるかどうかが本書を楽しめるか?の分かれ目かも(苦笑)2017/11/27
ゆう
18
タイムスリップシリーズ。順番に読めてなくて(順番じゃなくても楽しめるし)これがシリーズで3つめに読んだものに。今回は香葉子が意識だけ平安時代にタイムスリップして紫式部に。もちろんタイムスリップ体質のうららも登場。史上、死んではいけないはずの人物が殺されちゃったり、紫式部は実は…って面白いなぁ。3つ読んだ中で一番すきかも。うーん、でも森鴎外も捨てがたいか…。。2014/09/07
☆kubo
13
シリーズだったのね。既刊を読んでなくても問題ないようでしたが。紫式部ものにはつい手が出るので読みましたけど、ミステリとしては軽め。さくさく読めました。それだけにあんまり後に残らないかな。2014/01/13
Norico
11
うららとかよこが平安時代へ。紫式部と清少納言、贅沢な入れ替わり2019/11/29
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