日本科学技術大学教授 上田次郎の人生の勝利者たち

著者名：上田次郎

学研（2013/12発売）

• ISBN：9784054059016

内容説明

シリーズ完結編「トリック劇場版　ラストステージ」公開に先駆け、おなじみ上田次郎教授の最新著作が堂々刊行！　科学の申し子・上田次郎がいかにエセ霊能力者たちとの闘いに勝利し、比類なき人生の勝利者となりえたのか？　次郎イズムの全てを明かす！

目次

第１章　勝利者への道程は幼少期から始まっている
第２章　私はこうしてニセ霊能力者たちに勝利してきた―奇跡看破編
第３章　私はこうしてニセ霊能力者たちに勝利してきた―宇宙制圧編
第４章　私はこうしてニセ霊能力者たちに勝利してきた―完全勝利編
第５章　これからも私の勝利は続く
終章　いつか人生の勝利者となる君たちのために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[トリオネア]

山田との関係が面白くていい(笑)なぜベストを尽くさないのか！

2019/10/11

[G-dark]

上田の目線から『トリック』シリーズを振り返ることが出来る本。上田はいかに自分が傑出した人物であるかについて何やかんやアピールしつつ、「幾何学を〝いくなんがく〟と読むであろう、私の足を引っ張る助手」「私が社会奉仕の精神から仕方なく使ってやっている人間」「ひもじい思いをしているに違いない山田」などと頻繁に山田のことに触れています。それらを読んでいるとわたしは、ああ、上田って山田のこと大好きなんだろうな、と何だか楽しい気分になりました。つくづく良いコンビですよね、上田と山田って。

2020/07/13

[Hideki Ando]

上田次郎教授の他の著作と同様に、文字が大きいので読みやすい。「どん超」で書かれた部分と重なる部分もあるが、微妙に異なっている。細かいところまで書き直す、ベストを尽くす上田教授の姿勢に学ぶところは多い。一度、助手の方の本も読んで、上田教授を疑ったことがあったが恥ずかしく思う。

2014/01/23

[しいらかんす]

トリックもシリーズを重ねるうちに、上田と奈緒子のやり取りが成熟して、テンポや間がすごく面白くなってきた。個人的には矢部の部下は石原が一番好きだったけど、秋葉も良かったな～。って、本の感想になってないｗｗ

2014/01/23

[Lady Grey]

上田先生から語られる事件の真相、そして人生における勝利者とは！！トリックがすきなひとはニヤニヤしながら読むことができるに違いありません。「この本を読みなさい。そして私についてきなさい。」

2014/01/08