NHK出版新書<br> 「道徳」を疑え! 自分の頭で考えるための哲学講義

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NHK出版新書
「道徳」を疑え! 自分の頭で考えるための哲学講義

  • 著者名:小川仁志
  • 価格 ¥628(本体¥571)
  • NHK出版(2014/02発売)
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  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140884218

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内容説明

思考停止に陥らず、現代社会を生き抜くために
多発するいじめや虐待、社会マナーの低下などを背景に、道徳の教科化の議論が持ち上がっている。しかし、それで本当にすべてがまるく収まるのか。本書では、人気哲学者がいわゆる「道徳の常識」を徹底的に疑うことを通して、現代人のモラル崩壊という問題の核心へと切り込んでいく。多様な価値観がせめぎあう複雑な現代社会を、我々はいかに生きるべきか。具体的な事例を挙げながら、「21世紀の道徳」を自らの手で新たに構築していこうという野心的な一冊。

第1章 「道徳」の転換点―心の問題から公共・政治の問題へ
第2章 哲学は道徳をどう考えてきたか
第3章 “自分”―なぜ誠実に振る舞わなければいけないのか?
第4章 “他者”―人を利用するのは悪いことか?
第5章 “命・自然”―環境を破壊し、動物を殺すのはいけないことか?
第6章 “集団・社会”―ルールやマナーは絶対守るべきなのか?
第7章 「道徳」の消える日―自分の頭で考えるためのレッスン

目次

第1章 「道徳」の転換点―心の問題から公共・政治の問題へ
第2章 哲学は道徳をどう考えてきたか
第3章 “自分”―なぜ誠実に振る舞わなければいけないのか?
第4章 “他者”―人を利用するのは悪いことか?
第5章 “命・自然”―環境を破壊し、動物を殺すのはいけないことか?
第6章 “集団・社会”―ルールやマナーは絶対守るべきなのか?
第7章 「道徳」の消える日―自分の頭で考えるためのレッスン

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ichiro-k

19
世間で大方の意見が出尽くしたような話題(コミュニティ・原発・いじめ・エコロジーなど)を「後だしジャンケン」よろしく小賢しく解説。 今時のマスメディアが好みそうな人物。2014/03/05

ほよじー

15
★★★文科省が全国の小・中学校に配布している道徳の補助教材「心のノート」の問題点。一見、名前からして癒し系の印象を与えるが、その中身はかつてないほどの国家教育の完全マニュアル。国家教育の恐ろしさは国益を優先させ、それを支える無批判的大衆を形成し、戦争ができる国家に必要な「愛国心」を国民に植え付ける心の国家教育。国民主権でなく国家による国民の統治へ。民主主義的精神、批判的知性を忘れさせるプログラムである。2018/02/12

naji

13
【図書館本】単なる模範解答ありきの道徳はあってないようなものであること。もう少し、日常の物事に対し『自分の頭』でしっかりと考える必要があるだろう!2017/12/30

ceskepivo

8
現在の「道徳」教育がどうなっているかは分からいないが、自分の頭で「正しさ」を考えることが重要であることは納得。そのためには、哲学が思考の基軸になると理解。2015/04/12

入江・ろばーと

4
今の道徳に教科書はないだろという突っ込みはさておき、「自分の頭で考えるため」に進められているのが今の教科化なはず。それを無視して、集団的自衛権に関する国民的議論が盛り上がらなかったのは、戦後の道徳が戦前の修身と同じく国家に従順な人間を育てるためのものになったから、というが、意味不明。 「答えありきの道徳教育」なのは、教える側がその方が「楽」だから、という現状があるのは否めないはず。そこから脱却して、「自分の頭で考え」られるようにする道徳教育へ転換するための方策を模索しなきゃ、教科化しても「同じ」なのだが。2015/04/19

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