Nemuki+コミックス<br> 瓜子姫の夜・シンデレラの朝

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Nemuki+コミックス
瓜子姫の夜・シンデレラの朝

  • 著者名:諸星大二郎【著】
  • 価格 ¥799(本体¥727)
  • 朝日新聞出版(2014/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022141330

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内容説明

古今東西の童話や民話を諸星流にアレンジした、魅惑的なブラック・メルヘン!! 『瓜子姫とアマンジャク』、『シンデレラの沓』、『見るなの座敷』、『悪魔の煤けた相棒』、『竹青』の5編を収録。諸星ファンにとっては絶対見逃せない一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

30
グリム童話をモチーフにした『トゥールデおばさん』『スノウホワイト』の流れを汲む最新短編集。日本民話2編、西洋メルヘン2編、そして中国もの1編という、バラエティ豊かな内容。童話に教訓は付き物だが、諸星大二郎はその教訓に縛られず、自由な発想でもってアレンジしているのがいい。「シンデレラの沓」なんて、実に皮肉が利いてて、愉快で楽しい。また、「瓜子姫とアマンジャク」のエンディングは、しばらく余韻を引きずるほどに印象的だ。2013/12/16

T.Y.

15
日本民話から「瓜子姫とアマンジャク」「見るなの座敷」、西洋から「シンデレラの沓」「悪魔の煤けた相棒」、そして中国から「竹青」の5編。お伽噺を活劇に発展させたものから、古いお伽噺の世界が現在と交錯するパロディめいたもの、不条理な怖さまで縦横無尽なアレンジ、相変わらずの手腕が発揮されている。巫女に課せられた宿命に抗い、アマンジャクと独特の交流を築く瓜子姫がとりわけ印象的(アマンジャクが彼女に成り代わるエピソードが通りすがり的な一挿話に過ぎないものになろうとは)。2014/12/18

hanchyan@飄々 

12
諸星先生の新刊!「見るなの座敷」「悪魔の煤けた相棒」が良かったが、なにより「竹青」のクライマックスがカッコよかった!! あとがきを読むとグリムものはまだまだ続きそうだけど、「碁娘伝」みたいなのが読みたいなぁと思っていたので。ネムキってすごい雑誌ですね。2013/12/23

punto

6
元ネタはおとぎ話なんだけれど、結構話が違っていて、エッセンスだけを利用した別物でした。絵はそんなに好きでもなかったのですが、なかなか味のある作品でこれはこれで良かったなぁと思います。2018/06/07

灯子

6
諸星作品には民話とか童話とかマザー・グースとか読んでる時に偶に感じる「なんじゃこれ?」と同様の不思議な感じがあるんだけど、特に今回はそれを感じました。「感じ」ばっかりで情けないがなんと表現したらよいやらわからない。好き。2014/03/31

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