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内容説明
1985年の開店以来、四半世紀にわたってシリコンバレーで鮨・会席料理店を続けてきた佐久間俊雄氏。佐久間氏が店を変えても、17年にわたって通い続けたのが、スティーブ・ジョブズだった。佐久間氏が2011年、店を閉める決心をしたとき、ジョブズは佐久間氏にアップルの社員食堂で働かないかと声をかけた。ジョブズがそこまでこだわった料理人、佐久間俊雄、そして、ふたりのつがなりを通して見えてくる「素顔のジョブズ」を描くノンフィクション。
目次
第1章 さようならスティーブ、さよなら桂月
第2章 シリコンバレーで旨い寿司を食わせよう!
第3章 「自分でやる」のがスティーブ流
第4章 「天才」の素顔
第5章 妙なヤツラがやってきた
第6章 桂月は景気のバロメーター
第7章 会席料理へのチャレンジ
第8章 スティーブからの誘い
第9章 26年続けられた理由
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
51
★★★★☆ タイトルは盛りすぎた感があるものの、内容は素晴らしかった。ジョブズの知られざる一面を知ることがでただけではなく、アメリカに渡り寿司・会席料理店を営んだ料理人の謙虚ながらも「シンク・ディファレント」な生き様にとても共感した。ジョブズがここまで日本食を好んでいたこと、赤坂青野の饅頭が大好きだったこと、表にでることのない夫や父親としての一面を知れて良かった。リラックスしたジョブズをみて「世間の期待が大きい、スティーブ・ジョブズでいるのも大変だと思った」と著者が振り返った言葉がとても印象深かった。2022/07/14
James Hayashi
32
同じシリコンバレーに住む人間なので、スティーブも俊さんとも面識があるが、知らない一面を見せてもらった。こちらの大企業のトップのほとんどがプライベートシェフを雇っているので、俊さんが「ジョブズの料理人」を名乗るのに違和感がある(多分出版社が付けたもの)。しかし内容は面白かった。街では有名店で通っていたが、意外と経営では苦労していたようだ。まあ、レント(家賃)の高さにこの年末にBenihanaも店じまい。普通の街でない。2019/10/02
yuzuriha satoshi
26
スティーブ・ジョブズとの交遊録ではないのです 和食職人がカウンター越しに見たシリコンバレーの点景 AppleはもちろんGoogleの創始者などなどIT界の今では大御所が若造で登場してくるのが楽しい2014/07/11
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
18
▼日本で料理の修行をしたのち渡米、’85年から26年に渡りシリコンバレーで寿司・懐石料理店を営んだ佐久間氏夫妻のドキュメントだ。▼佐久間氏の店に通い続けたアップルのスティーブ・ジョブズ氏とのやり取りなどのエピソードが紹介されている。▼インターネットが普及し始めた90年代以降、多くのIT起業家が佐久間氏の店に現れた。その誰もが強烈な個性の持ち主であるということがわかる。▼彼らの独特の物の考え方や生き方から学ぶことが多い。そして、佐久間氏自身も起業家だ。起業家の生き様について関心がある人にもおすすめしたい。2022/05/09
ヨータン
17
タイトルを見て想像した内容とはちょっと違っていました。もう少しジョブズ氏について知りたかったかな。でもシリコンバレーで店を出したいと思っている人はたくさんのヒントを得られると思います。2015/11/08
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