内容説明
JFK暗殺について調査していた作家が車に轢き殺された。警察は事故として処理したが、被害者の妻は隠棲する伝説的スナイパー、ボブ・リーのもとを訪れ、事件の調査を依頼する。話をきいてダラスに飛んだボブ・リーを当地で待ち受けていたのは、旧知のFBI特別捜査官ニック・メンフィスだった…。『極大射程』の衝撃再び。M・コナリー絶賛のスナイプ・アクション決定版・下巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
at-sushi@進め進め魂ごと
54
下巻に入っても、第二楽章が異常に長いクラシックのようにダラダラと続く首謀者の独白。実際に使われた銃や弾丸のスペックから導き出した著者の仮説は面白いのだが、「ランボー」や「ジョン・ウィック」的なボブ無双を求めてるのに、ダルいドキュメンタリーを観させられてるようで何度も寝落ち。 頁数も残り僅かとなってようやくお待ちかね無双&鉄壁の尻タイムとなるわけだが、タメ過ぎにも程があるやろ、と。2021/02/11
サトシ@朝練ファイト
36
やっと読了。いい作品なんだけど、キングの「11/22/63」を読んだ後ではややツラかった。2015/02/28
つーこ
31
銃マニアの彼ならではのJFKの解釈といったところでしょうか。ホントもうね〜「銃の事をそんな嬉々として語られても、よく分らんです!」って何度も言いたくなりました。JFK事件の決着の付け方には大変興味ありましたけど、ストーリー自体はどうなの?後半はJFKではなく、スワガーと犯人の対決だったし、そもそもこの事件、スワガーが解決したんだっけ?って感じ。だって犯人の回顧録をただ読んでるだけっていう感が否めず・・。2014/03/13
Cinejazz
29
〝 J.F.ケネディの狙撃犯と目されたオズワルドが発射した弾丸は2発のみで、大統領の致命傷となった第三の銃弾は、別の建物(ダル・テックス・ビル)から別の射手による発砲だった! 〟・・・逮捕されたオズワルドは、護送の途中で射殺されており、真相は闇の中に埋没した・・・。 66才の老体に鞭打ち、身を挺して真相に迫る伝説のスナイパ-<ボブ・リ->は、暗殺事件の背後で操る謎の人物を突きとめ、決戦の場に挑むことに。〝 ・・・あの若い大統領がキュ-バか何処に派兵して、侵略を行うという事態は回避↓ 2024/04/02
み
25
下巻は慣れたか読みやすくなりました♪ボブさん、三途の川渡らなくて良かったぁ。子供の時に亡くなったのに、“おやじ”とは呼ばないんじゃない?と、どうでもいいことを思いました。んで、ニックさんは返り咲きするのか??2021/08/20