原発の倫理学

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原発の倫理学

  • 著者名:古賀茂明【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2013/12発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062187701

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内容説明

小泉元総理が「原発ゼロ」を提唱! 汚染水問題で「東電破綻処理」へ急展開! 著者の主張通りに日本が動き始めた。原発官僚と闘う全言論。超話題作『原発ホワイトアウト』著者・若杉冽氏推薦!「霞が関には古賀さんを隠れキリシタンのように慕っている官僚たちがいる。原発の裏も表も全部わかる必読書」

目次

第1章 東電破綻処理最初の攻防
第2章 原発再稼働で浮上した原子力ムラの正体
第3章 東電救済と大飯原発再稼働決定
第4章 原子力規制委員会を根底から批判する
第5章 原発推進派の荒唐無稽な言動
第6章 フクシマの現場を直視せよ
第7章 虚飾と欺瞞の安倍政権

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

10
SM新刊棚。システムの非倫理性(1頁)。2012年~13年9月までのML51本から成る。過払い(43頁~)もあるようだ。それで原発再稼働なら赤字→黒字という説明には納得がいかない。危ないけれど、動かすのは許されるか(59頁~)。テロの標的にされるリスク(66頁~)。誰一人として責任を取っていない(92頁)。電力は充分足りている(150頁~)。現場でどんなタイプの人が出入りするかわからない、別の意味でも危険な場のようである(258頁)。放射線やテロリスクの戦場なのだ。亡くなった吉田所長の道半ばの志を活かす。2014/01/19

coolflat

7
経産省の論理がよく分かる。「原発ホワイトアウト」を合わせて読むとなお分かりやすい。著者は、原発事故処理や除染や復興が滞っている諸悪の根源は、東電を破綻処理させなかった事だと言う。債務超過を避けるために、問題があってもなお隠し、負債計上を避けるため具体的な対策は先送りされ、更に対策の内容も安上がりの中途半端なものに留められたのである。また柏崎刈羽再稼動も電力料金の値上げも、全て「東電を破綻させない」という方針から生じている問題である。あと破綻処理と合わせて、経産省から電力事業の権限を引き剥がす事も必要だと。2014/07/16

ちゃこばあ

3
正直腹が立つことばかりで読むのは大変でしたが、「はじめに」と「おわりに」だけでも是非是非全国民に読んでほしい!2014/01/25

eyb322

2
いかに経産省と東電が国民を騙したか。民主党政権、自民党政権も救いがない。未だ収束しない汚染水問題を抱えながら、再稼働ありきの規制委員会、原発輸出はありえない。2014/08/24

Taro Okamura

2
最後の2頁だけでも、価値あるか2014/01/06

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