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内容説明
いじめを苦に子どもが自殺する事件が後を絶たない.いまや社会全体で問題の克服を真剣に考えるべきではないか.長年,子どもや教育の問題に向き合ってきた著者が,子どもの関係性の変化,集団主義が浸透する教育現場など,今日のいじめの背景を分析.いじめを防止するために学校,家庭,社会がすべきことを具体的に提言する.
目次
目 次
はじめに──いま、いじめ問題に向き合う
第1章 繰り返されるいじめ問題
1 いじめはどのように問題化してきたのか
2 いじめの定義はどう変わってきたのか
3 いじめ問題はなぜ風化したのか
第2章 いじめが見えなくなるとき──変わるいじめの構造
1 見えにくい今日のいじめ
2 「逃げ場」のない子どもたち
3 子ども社会のIT化といじめ
第3章 なぜ、いじめは深刻化するのか──大津事件からみえてきたもの
1 大津事件の経過を振り返る
2 学校はなぜいじめを防げなかったのか
3 問われる教育委員会の役割
4 誤った対策がいじめを深刻化させる
第4章 いじめ問題を繰り返さないために──国・地域・学校の取り組み
1 いじめ防止対策推進法の成立──どう活かすか、課題は何か
2 海外の事例にみる──アメリカで広がるいじめ対策法
3 はじまる地域・学校での取り組み
第5章 いじめ問題を克服するために
1 教育の目標を根底から問い直す
2 重要な「第三者」の役割
3 いじめを人権問題としてとらえ直す
4 社会全体でいじめを克服する
おわりに──現実に向き合う勇気
主要参考文献
感想・レビュー
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テンちゃん
パフちゃん@かのん変更
zero1
りー
1.3manen




