岩波新書<br> いじめ問題をどう克服するか

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岩波新書
いじめ問題をどう克服するか

  • 著者名:尾木直樹
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 岩波書店(2014/04発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784004314561

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内容説明

いじめを苦に子どもが自殺する事件が後を絶たない.いまや社会全体で問題の克服を真剣に考えるべきではないか.長年,子どもや教育の問題に向き合ってきた著者が,子どもの関係性の変化,集団主義が浸透する教育現場など,今日のいじめの背景を分析.いじめを防止するために学校,家庭,社会がすべきことを具体的に提言する.

目次

目  次
   はじめに──いま、いじめ問題に向き合う

 第1章 繰り返されるいじめ問題
  1 いじめはどのように問題化してきたのか
  2 いじめの定義はどう変わってきたのか
  3 いじめ問題はなぜ風化したのか

 第2章 いじめが見えなくなるとき──変わるいじめの構造
  1 見えにくい今日のいじめ
  2 「逃げ場」のない子どもたち
  3 子ども社会のIT化といじめ

 第3章 なぜ、いじめは深刻化するのか──大津事件からみえてきたもの
  1 大津事件の経過を振り返る
  2 学校はなぜいじめを防げなかったのか
  3 問われる教育委員会の役割
  4 誤った対策がいじめを深刻化させる

 第4章 いじめ問題を繰り返さないために──国・地域・学校の取り組み
  1 いじめ防止対策推進法の成立──どう活かすか、課題は何か
  2 海外の事例にみる──アメリカで広がるいじめ対策法
  3 はじまる地域・学校での取り組み

 第5章 いじめ問題を克服するために
  1 教育の目標を根底から問い直す
  2 重要な「第三者」の役割
  3 いじめを人権問題としてとらえ直す
  4 社会全体でいじめを克服する
   おわりに──現実に向き合う勇気
   主要参考文献

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