内容説明
俳聖・松尾芭蕉の最高傑作『おくのほそ道』――。この150日の旅日記には、50代からの「生き方の極意」が書いてある!・50代から「身軽に生きる」コツ・50代からは「遊び心」が大切・50代から「価値あるもの」の見抜き方・50代からの「孤独」の愉しみ方などなど、読めば読むほど人生が味わい深くなる本!
目次
1章 五十代からの人生に、ゆとりが生まれる章(おくのほそ道―「五十代」からが人生は面白い! 人生、実りの秋を愉しむ ほか)
2章 心が軽くなる、楽しくなる章(五十代から、心に余裕がある人・ない人 頭と心を上手に遊ばせる ほか)
3章 人生がより味わい深くなる章(五十代からは「一喜一憂しない」 総じて面白ければ、人生は良し ほか)
4章 人生の四季を愉しめる章(「日本人の心」を知る 大人の「審美眼」とは何か? ほか)
5章 人としての器が磨かれる章(五十代からの「孤独」の愉しみ方 遊びとしての文章のすすめ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
COLD SWEAT
3
おくのほそ道を50代への生き方指南につなげる発想がいい。しかも、かなりフィットしている。松尾芭蕉が、実は編集しまくって「盛って」書いているというのも新発見で楽しかった。2014/08/18
しのはら(か)
2
タイトルからは少しずれている気もするが、安定の清水節。「閑さ」が「しずかさ」だったというのは目から鱗(これだけで、買った価値あり)。日付と芭蕉の旅が紐づけされているカレンダーとかビジネスになるかもと思ったり。★★★★2013/11/24
ぽった
1
奥の細道に少し興味を持った。2020/01/05
おさむん
1
『月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也』 時の流れを旅人になぞらえた芭蕉の奥の細道を、清水義範さんが旅を人生になぞらえて読み解いていきます。清水義範さんが知的生き方文庫で何このタイトル?、と手に取りました。芭蕉の、話の「盛り」方がよくわかり、面白かったです。知らなかったのですが、ベストセラーになった徒然草を読み解いたのもあるようなので、読んでみようと思います。2017/11/20
けん
1
元々「奥のほそ道」には興味はなく、「清水義範氏の著書」ということだけで購入したので、面白くなくて、少し読んだのちに飛ばし読みで完読してしまった。氏が説く教訓めいた話にしてもあまり、というか、全く心に響かず仕舞いだった。ブックオフ行き物件に決定!2016/03/29