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内容説明
1999年までの8年間に7回の最終赤字を計上するなど、破綻の瀬戸際にいた日産自動車。だが、仏ルノーの上席副社長を務めていたカルロス・ゴーン氏は着任後、ケイレツ解体をはじめとした激烈な改革を断行、退路を断ったコミットメントで日産を見事に蘇らせました。今では、日産・ルノー連合で世界4強を形成するまでになっています。
本書は、日産を再生に導いたゴーン氏のリーダーシップを4つの観点で描いています。「危機下のリーダーシップ」「協業におけるリーダーシップ」「飛躍のリーダーシップ」「リーダーを育てるリーダーシップ」の4つです。ゴーンCEOは会社が置かれている状況に応じてリーダーシップを使い分けてきました。
目次
1時間目 危機下のリーダーシップ―リーダーシップは4度変わる(危機下でこそ「権限委譲」せよ リーダーは「実際的」であるべき リーダーは戦う勇気を持つべし)
2時間目 協業のリーダーシップ―後発の中国市場で躍進した理由(アライアンス戦略に一日の長 提携を成功させる秘策は「心構え」 市場参入は準備がすべて)
3時間目 飛躍のリーダーシップ―「物語」がブランドを育てる(ブランドには固有の「プロミス」がある 工場のように「コトづくり」を推進 振興市場の顧客をあなどるな)
4時間目 育成のリーダーシップ―「変革者」を生み続ける(リーダーを見つけ出す仕組みとは 「失敗を隠すな、恐れるな」 リーダーとは「変革者」)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てん06
7
トップの本気度が伝わらないと、部下は動かない。もともとの社風もあるんだろうけれど、日産が本当にこの本の内容通りの会社になっているとしたら、経営者(CEO)によって会社とはここまで変わるのかとため息の出る思い。社員がゴーン氏について「アイキョウ(愛嬌)がある」というのも、その風貌からはちょっと想像しにくいが、そういう評価があるということ自体、トップと社員の距離が近いことの現れか。人材発掘、育成に対する熱意には驚嘆。何書いているのかわからなくなっちゃった。2014/01/07
芸術家くーまん843
5
瀕死の状態だった日産自動車を再生させたカリスマCEOカルロス・ゴーン氏によるリーダーシップ講義。「日経ビジネス」経営教室シリーズ第6弾という位置づけで主張がコンパクトな一冊。リーダーシップを「危機下のリーダーシップ」「協業のリーダーシップ」「飛躍のリーダーシップ」「育成のリーダーシップ」の4つに分けて論じている。自分の組織が置かれた状況に応じてどんなリーダーシップを発揮すべきか?いずれの教えも実際的です。2013/12/03
天切り松
2
リーダーにとって、ブランドをしっかりと定義することは、社内の力を合わせるという意味でも極めて重要です。面白かった。2013/12/04
gichoku
1
経営危機にあった日産を変えたというカルロス・ゴーンが、どんなリーダーシップを発揮したのかを知りたくて、読んでみた。でもこの本では、経営立て直しのための戦略がいくつか書かれているだけで、自動車関係の人や大企業の人なら面白いのだろう、という印象だった。ただ組織横断で、課題解決を目的としたチームを作ったり、地域や部門ごとの課題解決を行うチームを作ったりと、社員がリーダーシップを発揮できるような仕組みを作ったことで、チーム力や生産性が上がった話などはおもしろかった。カルロス・ゴーンの入門書といったところ。2018/09/24
夢仙人
1
参考になった。2017/01/25
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