内容説明
透ける雪の肌に切れ長の瞳の美青年。ヱ都で人気の〈ものもふ座〉の看板役者・古今夜七之助は、その美貌で多くの民を虜にしていた。だがその正体は九尾の狐。さらに、悪道に堕ちた物の怪狩りを、とある理由から裏将軍に命じられた隠密同心だった!! どんなに冷たくあしらっても妙に懐いてくる、同一座きっての美丈夫・十十朗(正体は犬神!)を相棒に、表と裏の顔を持つ七之助がヱ都を斬る!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
64
ツンデレ妖狐×メゲない犬神コンビ。大ヱ都という架空の江戸時代のような街が舞台。かつては三つの国を滅ぼした傾城妖狐の七之助と、普段は小さな子どもで本性は子犬の吾郎、一幕の間だけ大人の男性になれる犬神の十十朗。七之助のツンデレぶりと尻尾のもふもふ、十十朗とまめ吾郎のギャップとワンコぶりがたまらない。2019/04/13
ちはや
3
読んだ、ってより流し読み。全然合わなかったよー 苦手だったよー タイトル、もふもふだと思ってたよー(笑)2013/11/23
木冬
2
妖怪、時代、イケメンと揃えば手を出さずにいられまい。思っていたよりも内容がハイスピードで進んでいて戸惑いましたが、それなりに面白かったです。男前になったり子供になったりと無邪気で可愛い吾郎に癒されました。七之助さんも高飛車キャラではありますが、なんだかんだでいい奴なのでほっこり。この二人のコンビの活躍にニンマリしながら読みました。もっと色々な妖怪が出てきたら面白いなぁと思うし、吾郎との出会いや裏将軍たちの正体など気になるところも多いので続編が出たらいいなぁと。2015/06/16
ちいたけ
2
ものもふとゆ~より、もふもふでしょう。(笑) 前フリ長い。2014/04/08
よっしー
2
吾郎は可愛いし結構面白いんだけどなんとなくBLっぽい感じがするのが残念。この作家さんの趣味なのかな…。2014/01/06