光文社新書<br> 消費増税は本当に必要なのか? - 借金と歳出のムダから考える日本財政

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光文社新書
消費増税は本当に必要なのか? - 借金と歳出のムダから考える日本財政

  • 著者名:上村敏之
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 光文社(2013/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334037727
  • NDC分類:342.1

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内容説明

全く減る気配のない日本財政の“借金”。国債の大半は国内消化だから大丈夫と言われるけど本当にやっていけるの? いつも話題になりながら全く成果が上がらないのは既に手遅れ? 消費増税で本当に財政再建できる? 他にやり方はないの?……借金問題をはじめ日本が抱える喫緊の課題を手がかりに、“国家の財布”を見る目を鍛える。

目次

第1章 なぜ消費税が選ばれたのか(そもそも税金にはどんなものがある? 税金の存在理由1 公共サービス ほか)
第2章 日本の財政は破綻するのか(公債はどんな特徴をもつのか 公債と租税はここが違う ほか)
第3章 政府の歳出にムダはないのか(政府の予算は家計簿ではない 国民は予算で財政を統制する ほか)
第4章 なぜ財政が必要なのか(財政とは公的資金調達 家計や企業の資金調達との違い ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

11
☆☆☆☆ 日本の財政について非常にわかりやすく説明している。社会保障と税の一体改革を軌道に乗せるためには、やはり消費税増税は避けられないのかもしれない。我々よりも後の世代にツケばかり残すことは出来ないから。2014/10/07

むとうさん

8
消費税にまつわる議論を整理する…だけではなく、経済成長や支出改革などにも触れられているので、財政を中心に日本経済の現状をさらっとおさらいするという感じの本。独特なのは、最後に「財政の何たるか」を書いているところ。家庭の財布のやりくりから始まって国家財政に話を持っていくのは歴史を考えるのはそうなんだけど、財政系の本ではあまり見ない解説かも?消極的に消費増税に賛成、根拠は法人税や所得税ではきちんと取れないから、という立場はまぁ無難。歳出拡大を止めるのは大変だけれど、なんとかがんばろう、というのが本心かな。2014/01/20

みどるん

7
財政学の本。復習、知識の確認に丁度いい。租税はどうしても公平に意識がいって中立は意識しにくい。国民の資産は前の池上本だと1000兆円だった気がするが今は1500兆円の計算なのか。破綻に向かって一直線。2014/02/12

まゆまゆ

6
租税は「中立」「公平」「簡素」が原則だが、中立と公平は実はトレードオフであり、どこに重きをおくかで評価が変わる。増税のために消費税が選ばれた理由がわかりやすく解説されている。消費税増税に批判的な内容かと思ったが、内容は財政学の初歩といった感じ。赤字国債発行の余力はあと10年だと!?2014/01/07

田畑

3
財政学を学びたい人におすすめ。基礎知識と日本のお財布事情についてやさしい語り口で解説してくれます。2014/02/19

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