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内容説明
なぜ成功者たちは、著者だけに心を開いて、とっておきのストーリーを話してくれたのか? ベストセラー『成功者3000人の言葉』の著者が公開する、成功者に代わって本を書き、思いを人に伝えるブックライターという仕事。取材のコツ、書く技術、時間管理からギャラの話まで、プロとして独立できるノウハウのすべて。自分で本を書きたい人、文章を書いて食べていきたい人なら必読!
目次
第1章 ブックライターの仕事はこんなに楽しい―仕事のスタイル
第2章 ブックライターの仕事のパートナー―出版社・編集者との関係作り
第3章 素材が七割、書くのが三割―企画と取材
第4章 「二五〇枚を一本」ではなく「五枚を五〇本」―目次を作る
第5章 毎月一冊すらすら書く技術―書き方と時間管理
第6章 ブックライターとして生きていくには―仕事に向かう心構え
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄之助
206
ブックライターになるテクニック満載。長年培った技を惜しげもなく披露してくれ、気持ちがいい。取材する相手のノリが悪かったり、話が脱線したときの軌道修正法はユニーク! そして、難しい内容を難しく答える人には、「もし、知識がほとんどない読者だったら、どんなふうに説明していただけまか?」と、キラー・クエスチョン。この殺し文句、使わせていただきます。2020/06/20
booklight
28
本作りに真摯だぁ。インタビューから本を作るブックライターの仕事論。本とは自分の思いをまとめて形にすること。その「自分の」が「他人の」になって、本にするまでを語っていく。カオスな状態を秩序ある状態にするのが好き、とありそれが基本的な原動力か。そこがあればあとは方法論と仕事への姿勢の話。15年で4億稼いでいるだけあって、奇をてらわず基礎がしっかりしている。素材が7割、書くのが3割(企画と取材)。250枚を1本ではなく5枚を50本(目次を作る)。1日60枚書いて推敲。まとめて書く時間を確保などはなるほど。2020/10/24
kubottar
26
ライターは何を考えて仕事をしているのか?特に心に残ったのは、いい本を書くために現場に通うというメソッド。現場とは書店のことで、書店に並ぶ本を把握することがいい本をつくることに繋がるという考え方が面白かった。2017/08/29
ワダマコト
26
多くのビジネス書は著者が書き下ろしたものではない。言われてみればそれは当たり前で、経営者としての経験やスキルはあっても、本を書くことに関しては素人だからだ。そのため上坂さんのようなブックライターが登場する(以前はゴーストライターとも)。こんな職業名を聞くとさじかし文章を書きまくっているのだろうと思ったけれど、「書く」ことは最重要項目ではないらしい。代わりに必要な能力は「コミュニケーション能力」。著者から本のネタを引き出す。その素材収集があれば7割は終わったも同然。うーん本にたずさわる職業は奥が深い。2013/12/27
宇宙猫
17
ずっと”ブラック”ライターだと思って読んで、どこがブラックだと思ってた。ブックライターだったのね。2016/05/30