角川oneテーマ21<br> 大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない

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角川oneテーマ21
大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない

  • 著者名:山内太地
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • KADOKAWA(2013/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041106228

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内容説明

世界中が競う大競争社会のなかで、日本の大学教育はその期待にまったく答えていない。このままでは、欧米はおろかアジアの国々にも教育水準で大きく劣ってしまう! 日本の大学教育の現状と対策を考える警告の書。

目次

序章 なぜ偏差値60以上の大学がいらないのか?
第1章 日本のエリート大学と米国のエリート大学
第2章 アジアに負ける日本の大学
第3章 世界で学ぶ日本人学生たち
第4章 勝ち残る日本の大学生
第5章 日本の大学のウソに我々はどう立ち向かうのか
第6章 日本の大学はどう変わるべきか

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

51
2013/11/10 Amazonより届く。 2014/8/20〜8/22 大学評論家、山内太地氏の著作。さすが日本の全大学や世界の有名大学を観て回っただけあって、現状分析は抜群だと思う。日本の優秀な若者は外国の大学に行くべき、というのは大賛成である。氏が基本と考えているST比は確かに日本の大学は大きいが、経費の問題もある。アメリカなどは寄付文化もあるし、実際州立大学でも日本の私立より高いのだ。大学自体が変革しなければならないが、それには日本人の意識、日本企業の意識など、日本全体の意識改革が必要だろう。2014/08/22

太田青磁

19
今の高校生あるいはもっと若い世代の子どもたちが就職する会社は、まだ生まれていないかもしれない。そんなスピード感と対極にあるような国内の大学教育に警鐘を鳴らしています。フィリピンの語学教育の充実さや中国のMBAの凝縮されたエリートのレポートに驚かされます。神田外国語大学や愛媛大学など国内の知られざるお得な大学情報も参考になります。大学がどのように変わるかを座して待っていては世界に取り残されるのだと感じます。2013/12/13

壱萬弐仟縁

15
中年の私も、英国、オランダ、イタリア、フランスのどこかには留学希望がある。若ければどんどん出ていけばよいと思える。早慶は親が金持ちで合格できる、7割首都圏出身とのこと(37頁)。格差は拡大する。せいぜい、慶應通信が地方出身者への救世主かもしれない。東大とイェール大のカリキュラムの違いは、後者は中国語ばかりで、大学院生のような専門科目だけ。結局、勉強は授業以外の時間でどれだけ学んだか(59頁)。これは正しい。他人の何倍も努力するくらいの気持ちを持つことが大切(125頁)。必ず、血肉となることであろう。2013/12/03

kubottar

14
日本の、いわゆる受験に特化された英語教育は、優秀な学生を外国に行かせないようわざとああいう風にしているという件は笑った。まあ、偏差値教育で似たような学生を大量生産するやり方はもう時代遅れだというのはわかった。偏差値60以上のいわゆる一流大学は既得権益を守る為に変わろうとしない。それなら、偏差値が低い大学が色々新しい試みに挑戦したらいいんじゃないかという話。2014/06/16

復活!! あくびちゃん!

4
以前から思っていたのだが、そもそも大学の存在意義を考え直す時が来ているのではないか。就職のための大学か、それとも純粋な学問を学ぶための大学か 等、変化が必要なことはたくさんあるハズ。しかし、大学は今日も“通常運行”なのだ。そのような問題提起の本としては面白いのだが、ちょっと意見が偏っている感が見受けられるので、例えば東大の卒業生が、このような本を書いてくれれば…。でも、ムリか~。東大卒業生は、「東大ダイスキ!(笑)」だからなぁ。。。2015/02/05

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