シークレット

著者名：Ｌ・マリー・アデライン【著】/栗原百代【訳】

河出書房新社（2013/11発売）

• ISBN：9784309206349

内容説明

DV夫と死別したキャシーは35歳。職場と家を往復するだけの女だったが、秘密組織＜S.E.C.R.E.T＞にかかわって、人生が一変する。性的ファンタジーを提供することで女性を力づけ解放する─それがこの組織の目的だったのだ。甘美でゴージャスで刺激的なファンタジーを重ね、女性としての喜びと自信を取り戻していくキャシー。そして、最後の決断は…。世界30か国でベストセラーのエロティックロマンス小説！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[浮草]

大人の女性の究極のファンタジー。未亡人あるいは独身でないとできないのが残念。こんなことあったらいいなぁ。

2017/05/10

[たけのこです]

誰にでもある、自信のなさや、魅力なんて、自分にはないのだという後ろ向きな気持ち。この主人公は男性との交流で自信と魅力を、導き出した。自分に自信を持てるようになることは、大きな一歩だと思う。そして、エロティックだけど、クール！！

2013/11/14

[yukitalia]

続きもありとのこと。 あれからどーなるのか 知りたいので、読んでみよ。

2014/09/25

[世玖珠ありす]

女性向けエロティック・ファンタジー。セックス有段者になるためのステップアップ的ねずみ講な話。かな？ソフトエロなので、気軽にどうぞ。

2014/01/09

[パ]

女性向け官能小説が続々と刊行されていて、まだ確立はしていないのだろうけどそのうち｢定番｣化してくるのかなと思う今日この頃。物は試しと読んでみた。官能部分は色濃いが、女性の解放の話といわれると一概に官能と切って捨てることはできない感じ。10のステップ(官能)をクリアすることによって、自らを縛る意識から解放され、自分らしく生きる力を手に入れる。そんなお話。官能小説なんて誰でも手に取れる図書館に置くべき本か？とも思ったが、なんでも目くじらたてるもんじゃないなと感じさせる一冊でした。あと、翻訳ものはやはり苦手だわ

2014/05/07