内容説明
やっとの思いで妖怪の町から江戸へと戻った勝太だが、妹のかえでは、女衒の銀蔵に西へと連れ去られた後だった。そこへ現れたのは、お岩の幽霊。人の町でも妖怪飛脚を始めた黒猫サジに、かつての夫・伊右衛門が待つ箱根まで手紙を届けてほしいと依頼する。勝太はサジ、ぬらりひょんら妖怪仲間と一路、東海道へ。はたして、かえでと再会できるのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なお
18
黒猫サジシリーズ第二弾。金貸しにさらわれたかえでは、彼らと京都に向かう途中、同じ年頃でかえで同様売られてきた娘たち3人と仲良くなる。娘たちは動物の憑き物がついており、異様な力を発揮する。金貸しをやっつけたかと思いきや、陰陽師が登場したり、四谷怪談のお岩さんが夫婦が登場したりと相変わらずの忙しくて突拍子のない展開。さらさら読めて面白かった。2024/07/07
きょーこ
8
妹かえでも、不思議な三人娘と出会う。兄、妖、不思議だらけ。お岩さんも登場。2015/09/29
よっしー
7
今度は人間の世界に黒猫のサジを筆頭に妖の世界でお世話になった面々が助っ人に!! いや、遊びに来たのかな。拐われたかえでを救うために勝太が奔走し、かえでは不思議な友達に出会い…。テンポ良く読み進めることが出来ました。にしても…ナルは神出鬼没だなぁ。こんなのでいいのか、妖のトップが(笑2014/07/10
しっぽちゃん
7
★★★☆☆2014/05/21
カゲツナ
6
妖怪たちがいいですね。笑える。黒猫サジは賢いね。かえでと勝太、はたしてこの先どうなることか。次も続けて読もうかなぁ。2014/07/29
-
- 電子書籍
- ドラマティック・アイロニー【分冊版】 …
-
- 電子書籍
- 三毛猫ホームズの証言台 光文社文庫