小学館文庫<br> あさひるばん

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小学館文庫
あさひるばん

  • ISBN:9784094088656

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内容説明

笑って泣ける人情コメディ映画をノベライズ。

 昭和58年、宮崎。県立高校の野球部で甲子園をめざす浅本有也、日留川三郎、板東欽三の3人は、その名前の頭を取って「あさひるばん」と呼ばれていた。3人のチームワークは鬼監督・阪元雷蔵もあきれるほどで、彼らは同じように監督の娘で野球部のマネージャーでもある幸子に恋心を抱いていた。県大会の決勝ではあと少しのところで甲子園出場に手が届かなかった3人だったが、高校卒業後、お互いに会うこともなく、月日は過ぎていた。
  30年後、東京で小さなイベント企画会社を経営する「あさ」こと浅本のところに、憧れのマドンナだった幸子の娘、有三子から手紙が届く。幸子に娘がいたことに驚く「あさ」だったが、手紙によれば、幸子は重病であり、入院中の母に会いに来てほしいとのこと。そんな「あさ」に、宮崎刑務所から電話が入る。電話の向こうには、いまは受刑者となっている「ばん」こと板東がおり、彼も有三子からの手紙を受け取ったという。なんとかして幸子の元に駆けつけたいと懇願する「ばん」だったが……。自ら腹話術も演る「あさ」は、芸人仲間を集めて、とるものもとりあえず宮崎刑務所に向かうのだった。幸子と故郷への熱い思いを心に抱いて。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アメフトファン

39
映画とか全然知りませんでしたが、面白かったです。そして少し泣きました。高校時代の野球のチームメイト、通称あさ、ひる、ばん。30年後に憧れのマドンナの娘さんからマドンナが重病であることを聞いて...とストーリーが展開しますが、さすが釣りバカ日誌のスタッフによる映画だけあってほのぼの、しんみりしているところが凄く琴線に触れました。単純なストーリーでも人の温かさが溢れていると泣けるんですね。2014/08/12

琉詩亜

15
子どもの頃に再放送等で観た古いドラマのようなお話で、わかりやすい内容で面白かったです(*‘ω‘ *)最後の展開は予想通りだけど、ちょっと感動しました(´ω`)2014/01/30

カムル

2
映像でみたほうが楽しめるかなあという印象。ついでにラジオでやってた前日談を聴くとなお良いと思う。2013/11/23

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