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内容説明
『鈴木先生』の奇才・武富健治が挑むのは、
今邑彩によるベストセラーミステリー『ルームメイト』（中公文庫刊）。
大学生の春海は、下宿先を探す途中で京都から来たという麗子と出会う。
勢いで「ルームメイト」となることになった二人だったが、
あるとき麗子が失踪。
春海は「ルームメイト」の正体を探るうちに、
深い闇へと迷い込んでいく――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネロ
11
鈴木先生の作者さんの新作ということで手に取りました。あ、でも原作が今邑さんなんですね！確かに絵柄はあの不気味～な感じなんですが、ストーリー的にはもう少しライトですね。多重人格者の足跡を辿っていくんですが、この一巻で大体の謎が解けてしまってるような気がするのは私だけでしょうか…？2014/01/30
かに
11
「鈴木先生」の作者、武富健治というこのとで読んでみた。相変わらずの気持ち悪さ漂う絵柄。楳図かずおを敬愛してるというのもうなずける。解離性同一性障害、いわゆる多重人格の女が引き起こす謎の事件。上巻はまだ序章という感じ。謎解きをしながら恋も進んでる模様。原作は小説で、映画にもなるそう。んー、不気味。下巻が気になる。2014/01/22
虎師匠
11
ﾙｰﾑｼｪｱをした友人の失踪から、不穏な事柄が頻出しだした友人の行動の真相に挑むｻｲｺｻｽﾍﾟﾝｽ。原作未読、鈴木先生の作者の新作と言う位置付けで読んだ。細かくｴﾋﾟｿｰﾄﾞで区切られた構成で比較的読みやすいけど、原作刊行が7年前だからか、ちょっと内容が古臭い印象かな。ﾙｰﾑﾒｲﾄが二重生活を送っていた事が解る導入は割と魅力的なんだけど、上巻の半ばでその真相にはある程度裏が取れてしまうので、後半何かしら仕掛けが在る、と言う事か。2013/11/04
hannahhannah
10
今邑彩の小説の漫画版。蒸発したルームメイトを追う話。不穏な感じの絵柄が独特。主人公の先輩が「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」の花中島マサルに見えてしょうがない。2017/12/06
naji
10
小説より先にマンガから読み攻めるという発想。2015/05/31
