ハヤカワ文庫HM<br> 空のグラス

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ハヤカワ文庫HM
空のグラス

  • ISBN:9784151800511

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内容説明

1962年8月5日早朝、ロサンゼルス市ブレントウッドの自宅で人気女優マリリン・モンローの死体が発見された。現場の状況から、薬物の過剰摂取による事故死、あるいは自殺と思われた。だが、現場に駆けつけた検視官代理のベンはいくつかの疑問を抱く。そしてその時から、彼は異常な事件に巻き込まれていった。半世紀以上を経た今日なお、謎の霧に包まれるマリリン・モンロー事件。その真相に大胆に迫るサスペンス!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

beachtimelong98

2
マリリン・モンローの自殺にまつわる隠された真実、というワン・アイディアで突き進む本作。しかし主人公の家庭不和が邪魔になってなかなか物語に入り込めない。そうか、これはモンローの死の謎を解く物語ではなく、それに疑念を抱いてしまった男の行動を描く物語なのだ、と気づいた時にはすでに遅く不完全燃焼のまま、読み終わってしまった。間違っても、映画「JFK」のようなストーリーではなかったのである。長いよ!2013/12/11

ゆいぱぱ

1
マリリン・モンローの死については、色々な憶測があるのは確かで、その一考察を下敷きに創造を膨らませて書かれた本という感じ。主人公に襲いかかる事件にサスペンスさを醸し出させたかったのでしょうが・・・。2013/12/21

3103

1
世紀のヒロインの突然の変死。主人公の一人称で物語は進んで行くが、段々と追い詰められて行く主人公の姿に若干のスリラー要素も。生前にも破天荒であった大女優は、死してなお関わる人に何かしらを残す。映画の様に読めるある意味での娯楽作品。彼女の死の真相が明かされる日は来るのでしょうか。2013/12/08

にやり2世

0
つまんなすぎて。2014/08/20

futomi

0
マリリン・モンローの死に疑念を抱いたために、窮地に追い込まれる検視官の物語。彼女の死は薬物過剰摂取の自殺とされていたこと。生前にはJFKらと深く関わり、しかもセックスシンボルなどと呼ばれていたことを私は知っている。当時からその死因は謎に包まれ、今も正確な情報が開示されていないのだ。 人気女優の死因が秘密にされていることに疑念は膨らむ。訳者あとがきに、「謎は謎のままであってほしい」などとある。それじゃあ彼女が可哀そうすぎる。本文は読みにくいし、あとがきのこの一文には怒りがこみ上げるし、悔しい。2014/06/30

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