朝日新聞出版<br> 臨機巧緻のディープ・ブルー

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朝日新聞出版
臨機巧緻のディープ・ブルー

  • ISBN:9784022760074

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内容説明

宇宙艦隊が地球外の生物について探索・調査している時代。宇宙調査艦隊に参加した新米カメラマンのタビトが、人類未踏の惑星で人魚のような少女と出会った! 小川一水が贈る、新感覚ファースト・コンタクト物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

89
4巻まで読んでいる【天冥の標】は1冊読み終わる度にがっつりと五臓六腑に堪える感じなんですが、巻頭のアニメのようなキャラクターを見て、深く考えないでストーリーをそのまま楽しもう♪という気持ちで読んじゃいました。異星人の姿形にピッタリのちょっとユーモラスな諺や言い回しも楽しいです。驚きの結末に、最初は意味不明だった四時熟語の題名にも感心する事しきり。作者の少年時代からの夢が詰まった作品なんだな、と後書きを読んで痛快な気分になりました。2014/04/16

miroku

24
人間と人魚型異星人とハゲタカ型異星人。もちろん見た目が悪いのが敵役。分かりやすくストレートなスペースオペラ。ライトだが爽快♪2016/07/23

まつじん

20
そうなんだ、人間の活動力の源は好奇心なんです!ちょっとばかりカッコつけすぎの明るいSFです。ルンルンと楽しく読むのが正解で深読みの必要は無しということでお願いします。2013/11/30

かとめくん

15
スタートレック系設定の宇宙艦隊の艦隊付カメラマンが、ファーストコンタクトの混乱に巻き込まれ、かなり危機的状況に追い込まれるのにまったく悲壮感がなく、危機を乗り越え大団円へ導く。主人公タビトとAIのポーシャの掛け合いもテンポ良く、異星の美少女(ただし人魚)との淡い恋もあり、完全無欠のジュブナイルじゃないかな。うちの息子どもにも読んでほしい。2013/12/26

ドル箱

14
いや~久しぶり、天冥以来、小川一水読みました。知的生命体との邂逅物で、ロマンチックに書かれ、ラプンツェルのバタフライ効果的な感じに私には見えました、さしずめ「スタートレック」小川版、起承転結は少し平坦なところですが、朝日ノベルズでは、このくらいがちょうど良いのかな。続きはあるのかは解らないですが、出版されたら、また読みましょう。童話的解釈もある小川一水。旅人のファインダには何が見えたのでしょう。宇宙(ソラ)の彼方に幾万年の想いを抱くSF作家達と同様に、読者達もその想いがあるのでしょう。よきかな、よきかな。2014/08/08

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