内容説明
パリス・ヒルトンやリンジー・ローハン、オーランド・ブルームの豪邸を荒らしまくった犯人は、十代の若者たちだった――。ウェブで集めた情報を駆使し、あこがれのセレブの私物を好き放題に盗み出した彼らが、本当に欲しかったものとは何か。全米を騒然とさせた実際の事件を人気記者が鋭く描き出す。華やかなセレブカルチャーの裏側に迫り、若者たちのリアルを瑞々しく切りとったルポ。ソフィア・コッポラ監督作品原作
目次
1章 ミッション開始―パリス・ヒルトン家に侵入せよ!
2章 真夜中のパパラッチ―セレブの世界へようこそ
3章 つくられたリアリティ―食うか食われるかの世界だ
4章 プリティ・ワイルド―さあみんな、アデロールの時間よ!
5章 ブリングリングの終わり―リンジー、あたしのこと何て言ってた?
6章 それぞれの旅立ち―僕はただ、幸せになりたいんだ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ウィズ
20
現代のアメリカの若者の考えや価値観を知るには良質の作品です。それにしてもこの国はどこに向かっていくんだと考えると空恐ろしくなりました。2013/11/18
Porco
19
リアリティ番組に影響され、セレブのライフスタイルに憧れる少年少女たちが、セレブたちの自宅に侵入して窃盗を繰り返した事件を取材したノンフィクション。10年ほど前の事件ですが、アメリカの若者文化の一端に触れられて興味深い。2018/10/09
livres
4
機内映画、字幕がなくって良く分からなかったので、お復習してみました。この本、表紙は映画だけど、中身は映画じゃないんだ?グッドキンが出演してたなら、ちゃんと見たかったな。それにしても、警察官が映画に出てしまうことも驚きだし、そもそも兼業でジャズミュージシャン?歌手?ラジオDJ ?ロサンゼルス警察、兼業有りなの?レイチェルって、嫌な子って思うけど、良くわかる気がする。共感できるけど、応援したくない感じ。で、ツナ缶置いたの誰?意地悪すぎ。 2013/11/23
こやま
4
エマ・ワトソン主演映画化ということで読んでみました。パリス・ヒルトンやリンジー・ローハンの自宅に盗みにはいる少年少女たち。この事件が彼らを有名にし、ある意味人気者へとセレブへの押し上げていく。2013/11/21
おじ
3
イカれたお子様たちのご乱交。映画のほうも観てみるか。ソフィア・コッポラがこの話をどう料理したのかが楽しみ。2015/05/28