内容説明
「娘は預かった」。警視庁生活安全部長に届いたハッカー集団からの脅迫メール。手がかりはリンク先の動画に写るTDRのシンデレラ城だけだった。警察を嘲うように次々届く謎のヒント。誰が何の為に? 元ハッカーでサイバー捜査に携わる神谷翔と先輩・理沙の凸凹コンビが奮闘するITミステリ。無防備なネットの恐怖を炙り出すシリーズ第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
12
前巻より翔くんの仕事へ向かう姿勢は向上したのかな? ただ、やらかしが多いのは相変わらずなので、部下にはしたくないですが(笑 専門用語が多いのは変わらずでしたが、サクサク読めました。ネット犯罪はやはり怖いですね。位置情報やら何やら…無頓着だったので反省です。翔くんの過去が少しずつ明かされて来てますが、核心にはまだまだといった所ですね。続編、出るのかな?2016/12/06
木村 武史
8
2巻目。正直、読み物としては微妙。 話の中に必ずIT用語を入れて分かり易く説明してくれる。IT系雑誌やWEBで連載した方が、人気が出るのでは?てな感じ。 凄腕ハッカーの主人公のはずだが、技術的にはイマイチ地味。う~ん、やっぱり微妙。続きも出ているようだが、自分的には・・・。 2015/12/07
Pure
6
間違えて2巻から読んでしまいましたが、1巻を前提にした話ではないので問題はありませんでした。ストーリーは、ネットワークセキュリティのクラッキング、ハッキング、ICT器機を使った成りすましなどを題材に、ハッカーだったという過去を持つSEが事件を解決していくもの。かなり専門的だと思ったら筆者は、青学を首席で卒業、実際にSEをされていた方なんですね。ネットワークなどの知識が皆無だと楽しめないかもしれません。どうせならもっとマニアックでも良かったかも。ネット上での直接対決などを書いて欲しかった。2014/11/06
木冬
6
前回に引き続き、情報処理などの知識がないとちょっと読みにくいかもしれないですがキャラ同士の会話はテンポが軽くて読みやすい。今回は夢の国が舞台の事件もあり、TDRが好きな人はイメージしやすいかも。慣れなのか、前回よりも読みやすく面白い。ネット普及が著しい現代だからこそという起こりうる事件というだけに、他人事は思えないなと思うこともしばしば。神谷の過去に関係する事件もまだ明らかになってないので続きが気になります。次はどんなサイバー犯罪が出てくるのか、楽しみです。2014/01/23
sleep@芒羊會
5
ようやく闇の組織(笑)が顔を出してきた感じ?こういう話は設定だけ盛っておいてグダグダになりやすいので、ぜひとも最後まで書ききってほしい。2013/12/25