中公新書ラクレ<br> 東大病院研修医 駆け出し女医の激闘日記

個数:1
紙書籍版価格
¥858
  • 電子書籍
  • Reader

中公新書ラクレ
東大病院研修医 駆け出し女医の激闘日記

  • 著者名:安川佳美【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 中央公論新社(2014/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121504715

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

診察、手術、救急外来、さらに月に何度かは40時間も勤務がつづくことさえある医療の現場――多忙を極める激務の日々を、大学病院の最下層とも言える研修医が、病院内の恋愛も含めたさまざまな人間模様、たまの休日の過ごし方、出向先で見た地域密着の開業医の現状などもからめて臨場感豊かにつづる。『東大脳の作り方』『東大医学部――医者はこうして作られる』につづく東大3部作完結編。

目次

第1章 駆け出し研修医時代
第2章 精神科
第3章 産婦人科
第4章 救急部
第5章 地域医療
第6章 耳鼻咽喉科
第7章 第一外科(大腸肛門外科)
第8章 形成外科
第9章 第三外科(胃食道外科・乳腺内分泌外科)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

22
さまざまな科を数ヶ月単位で体験していく研修医期間の体験談。書き口がウィットに富んでいるので、医療用語が難しくても全く気にならなかった。あらためて医師のすごさを実感。2022/02/21

Humbaba

6
医療にあっ変わる人間であったとしても、医術者である前にまず人間である。そのため、全てが全て高い志を持っているわけではない。様々な運屋に分かれているため、それぞれの分野を回っているうちに自分の知識の殆ど無いような場所に行くこともある。そのような状況では、医者と言っても何が出来るわけでもない。2014/02/27

のりーの

2
研修医の激務はどの分野も似たようなものですが、こんなにも狭い世界の事をざっくばらんによく書けたなあと、、、。後々生きにくくならなきゃいいなとちょっと心配しましたが、筆者は気にしないタイプなのかな?これだけ要領良ければ世渡りも上手にやっていけるのでしょうね。最後に選んだ診療科がそこに落ち着くとは読者としても予想外でした。2014/03/16

最終バック九番手

2
上野のホームレスが東大に救急搬送されるんだったら新宿の人たちは女子医大とか慶應に運ばれてるのだろうか…日本女性のイメージとして広く流通している奥ゆかしさとかそのあたりとは一切無縁のドライさしか感じ取れないのはむしろ医者としては良いことなのかもしれないけど身近にお付き合いしたいとは思えなかった…発行:2013年10月10日…本体780円2013/12/06

ヘミングウェイ・ペーパー

1
医師免許を取得し、医師として駆け出しの初期研修医としての2年間のドタバタ劇が綴られていた。この間は、病院の転勤族よろしく2~3ヶ月かけて次から次へとさまざまな科をローテートするという。読んでいてその大変さが伝わってきた。また、この著者は外科医を志しており、さらに3年間の後期研修があるという。これまでに、『東大脳の作り方』(平凡社新書)→『東大医学部』(中央公論新社)→『東大病院研修医』(中公新書ラクレ)と東大受験から初期研修医までの過程を追ってきたが、その後の奮闘ぶりも是非拝読してみたい。2019/12/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7456359
  • ご注意事項

最近チェックした商品