内容説明
「神」、再臨。「平和ボケ」日本人の想像を超えたプーチンと世界の熾烈な闘い。そして、国益と生き残りのために命を賭ける壮絶な姿。平和に慣れた日本人と日本の政治家。いまだ戦国時代に生きるロシア人とロシアのリーダー……。「いいか悪いか」ではない。「好きか嫌いか」でもない。いま、これほどまで強力で信頼に値する指導者が日本にいるだろうか? ソ連崩壊からロシアの「地獄」と「復活」を見続けてきた気鋭の国際関係アナリストが、大胆かつシンプルに読み解く驚くべきプーチンの戦略と、来るべき世界の結末! 本書を読み終えたとき、あなたの世界観は一変する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
75
今、載せにくい気もするが 彼が何を考えているのか少しでも知りたく思い 反アメリカ、それなんですね。 ロシアは1998年にもデフォルトやってるなあ。 2008年のグルジア侵攻(グルジア側から始めた)の時は1週間程度で収まったし、あまり話題にもならなかった。 2012年刊2022/03/07
KAZOO
44
題名が扇情的で売ろうという気がありありです。まあ確かにプーチンを引き合いに出しているのですが、世界経済・政治情勢の分析であると感じます。私はこの人のメルマガは読んだことがないのですが、結構人気があるようですね。日本人でまあこれだけ情報を分析している人は限られるのでしょう。読みではありました。2014/11/01
香菜子(かなこ・Kanako)
24
ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは? プーチン 最後の聖戦。北野 幸伯先生の著書。ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは? プーチン 最後の聖戦は現在から10年前に北野 幸伯先生が執筆された本。北野 幸伯先生はその時から現在のロシアの動きを予見できていたのかも。ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは? プーチン 最後の聖戦、北野 幸伯先生の慧眼に驚かされる一冊。2022/10/29
よこしま
24
読み終えて信憑性は6,7割くらいでしょうか。著者は冒頭にて親露でも親米でもないと唄いながら、プーチンの悪い面については触れてはいません、讃えすぎKGBで鍛えてきた秀才な彼はかなり暗殺はしてきたのは確かです。ソ連が終焉し、ボロボロだった経済を立て直したり、ユダヤ新興財閥を追い払ったり、米国を落とす箇所のあたりは評価できます。しかし例えにアラブの春では、そこ違うだろという部分もあり、著者一人で世界全体を語るには限界があるかなと。参考レベル。2014/10/04
MAT-TUN
20
これは面白い。米欧中など大国の中にあって、祖国の繁栄と安全のために死力を尽くす現実主義者プーチンの行動から目が離せない。外交・防衛・戦争・経済など世界は戦国時代まっただなかであることを再認した。米国にドルが還流する仕組みが興味深かい。プーチンはピョートル大帝やエカテリーナ2世を尊敬しているという。好奇心と行動力に溢れ、サンクトペテルブルグを作り、自らオランダ造船所で働き、強力な海軍を創設したピョートル大帝。法典編纂や権力強化を行うとともに優れた教養人のエカテリーナ2世。プーチンは歴史にどんな足跡を残すのか2012/12/31
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- 電子書籍
- 義姉のハイレグスク水姿に興奮を覚えて……
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- Wrong!