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内容説明
どんな性格の人でも、プレッシャーに強くなることは可能──。そう断言する著者が、面接・スピーチ・プレゼンで「あがらない」秘訣から、プレッシャーに潰されないための「ストレス軽減術」、日常生活の中で「胆力」を鍛える方法、日本古来のプレッシャー克服法まで徹底指南。大事な場面になると緊張してふだんの力を発揮できないという人は必読!「繊細・敏感な性格の持ち主ほど、『胆力がある人』に憧れるだろう。しかし、開き直るわけではないが、性格的にそのような人間に生まれ変わることは、今さら難しい。では、繊細・敏感な人は何をやっても一生プレッシャーに弱いままかといえば、そうではないのである。詳しくは本文に譲るが、ポイントは、『技術』『準備』『訓練』の三つである。小心者でも、神経質でも、人間としての器が小さくてもけっこう。問われるのは、プレッシャーに強くなりたいという思いが本物かどうかだけだ」(本書「まえがき」より)
目次
序章 繊細・敏感な人でも、プレッシャーに強くなれる<br/>第1章 面接・スピーチ・プレゼンで「あがらない」秘訣<br/>第2章 プレッシャーに潰されないための「ストレス軽減術」<br/>第3章 実践!日本古来のプレッシャー克服法<br/>第4章 日常生活の中で「胆力を鍛える」方法<br/>第5章 プレッシャーに強い「名将」のワザを盗む
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
53
事前の準備と瞬時の準備。言い訳から始めるのはNG。失敗しても「命まで取られるわけじゃなし」と自分に言い聞かせる。鳩尾を柔らかくして豪快に笑う。座禅・呼吸法・足裏。一喜一憂しない。2014/10/29
糜竺(びじく)
39
非常に勉強になりました!最近では、あまり聞き慣れない「胆力がある」という言葉ですが、意味は、何事も動じない心の強さ、些細なことで一喜一憂しない肝っ玉の大きさの事を指します。その胆力がある人間にどのようになれるか、色んな秘訣がたくさん書かれていました。やはり、プレッシャーに強くなる最も確実で基本的な方法は、場数を踏むなり、事前に練習を繰り返すなりして経験値を上げる事、「慣れる」という事です。年齢を重ねるほど、胆力の必要性が増していく事を感じています。色んな人に読んでもらえると凄い助けになると思いました。2015/02/22
ヨータン
14
私の場合やはり場数が足りないなーと思いました。自分から敢えて緊張する場面を作っていかないと。本にも書いてあったけど例えば講演会の時に真っ先に手を上げて質問するとか、やってみようと思いました。2014/09/23
0607xxx
13
技術というよりプレッシャーに対する心構えについて教えられた気がします。プレッシャー&ストレス等の気持ちや感情を言葉に表す際に使われる腹が立つ、腹が据わっている、太っ腹等の漢字が示すように何かあった際は、腹=臍下丹田を意識するという点は、なるほどと思うと同時に日本語の面白さに気づかされました。2013/10/10
maito/まいと
11
おしえてほしい、これが技術(後天的に身につく)なら、とタイトル買い(笑)そして、その技術を体の使い方や「胆力」を鍛えることに向けてくるあたり、さすがは斎藤先生。結局の所、プレッシャーは日頃の自分と体の使い方で、無意識に反応できるようになるまで、必要なところを鍛えて覚えさせなきゃいけないらしい(苦笑)小手先のテクニックよりはるかに実用的だ。2013/11/21