サンデーGXコミックス<br> 薄花少女(1)

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サンデーGXコミックス
薄花少女(1)

  • 著者名:三浦靖冬【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2014/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091886323

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内容説明

ぼっちゃまのため、ばあやは少女になりました。一人暮らしの古糸史(こいとふみ)の家に、ひとりの少女がやってきた。二十代も半ばの彼にむかって、ぼっちゃまと呼びかけるその少女。自らを史の実家で家政婦をしているハッカばあやだと名乗るが、ハッカばあやこと夏焼鳩子は、御年数えで八十歳。目の前の少女は、せいぜい小学二、三年生。どうみても、ばあやのはずはないのだが。若返ったおかげでぼっちゃまのお世話ができると、本人はいたって気楽な様子。
少女で老女、老女で少女のハッカとぼっちゃま。どちらにせよ年の差な、ふたりの共同生活が始まります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

河瀬瑞穂@トマト教司祭枢機卿@MMM団団長

21
ファンタジーなのかSFなのか。幼少のころ面倒を見てくれた「ばぁや」が、田舎から出て一人暮らしをしている主人公のところへ少女の姿で押しかけてくる。設定的には盛りだくさん。丁寧で素朴で緻密な絵柄とあいまって、「ノスタルジック」ではない「郷愁」を誘います。しかし魚を三枚におろせる幼女とか、コアなニーズだなぁ(笑)誤解を恐れず言わせて頂きます。これは良い。優しく暖かな気持ちになれる物語。2013/10/03

こかげ*ゆるゆる

18
イメージと違ってて、ちょっと残念(*´з`)2014/07/13

シュエパイ

11
夕暮れと薄闇の間にずっと立ち続けているような、なのになぜかほんのり暖かいような、不思議な手触りの物語でした。或いは、メルモちゃんなばあやでした(違)ハッカのスースーするいきを、そっとふきかける瞬間が好き♪2013/10/09

よしだ

8
お友達からサザエさんのサクマドロップスを貰って「私は小さい頃から薄荷味が好きだった」と写真と共に記したところ、薄荷味は実はあまり人気が無い事が今になって分かった、というのは最近の私事だが、そんな事があったので題名と表紙の風合いに惹かれて読んだ。「ハッカばあや」が少女に若返って気掛かりなぼっちゃまの元に帰って来るというファンタジーなのだが、昭和ノスタルジーな雰囲気を醸し出す風景や絵柄がステキで、ハッカばあやの姿と仕草が艶っぽく可愛らしくて読後感も心地良い。やはり薄荷味は「うまいもの」であると改めて感じた。2013/12/06

よしゆき

8
凄いなこれ!!見た目は若い女性で中身がばあさまというと、「ミル」を思い出したが、あれは化け猫設定だった。今回の作品は見た目は幼女、中身は79歳のハッカばあやという普通の人間設定。そのばあやが実家を出て一人暮らしするぼっちゃまを追いかけて、一緒に住んでしまうという話。全体的にほんわかして昭和の時代かと思わせるレトロな世界観も良く、とても癒される作品です。ハッカばあや(幼女)の有能さとぼっちゃまに尽くす様が可愛いです。 「だが、老婆だ。」次巻が来年の秋ということですが、今から待ち遠しいです。2013/10/08

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