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内容説明
65歳以上の7人に1人といわれ、急増中の認知症。うち約7割を占めるアルツハイマー型では、記憶を司る脳の「海馬」が衰えていることは知られているが、最近では、感情を司る「扁桃核」の衰えも、発症に大きく関わることが分かってきた。ボケる・ボケないの分かれ道は、40代以降、扁桃核によい刺激を与えてきたかどうか。特に危ないのは、マンネリで変化を好まない、公務員のような職業だ。扁桃核によい働き方、生活習慣、人間関係とは? 認知症専門医が教える画期的予防法。
目次
第1章 このもの忘れは認知症?(もの忘れに困ってからでは遅すぎる 日常のささいな変化に注意する ほか)
第2章 脳の寿命は遺伝で決まる!?(認知症になりやすい遺伝子が判明!? 遺伝子をもっていても必ず発症するわけではない ほか)
第3章 予防のために知っておきたい認知症の治療と介護(認知症が心配になったら何科を受診したらいいのか 認知症の治療における名医とは? ほか)
第4章 扁桃核を刺激する生活習慣(感情がともなうと記憶が長持ちする なぜ扁桃核への刺激が重要なのか ほか)
第5章 ボケても幸せに生きるために(祖父母の年齢から自分の寿命を予測する 認知症になる前にやるべきことをやっておく ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかり
8
図書館本。元公務員と専業主婦の間に生まれた身としては、見過ごせないタイトルだった。公務員に限らず定年後に人や社会との関わり合いが著しく遠のいた人ほど脳への刺激が足りず、認知症を発症する可能性が高い。糖質の摂りすぎもまた認知症との因果関係があることがわかり予防方法の手がかりもつかめて良かった。2016/05/25
fumikaze
7
題名から内容を期待するとがっかりさせられるかもしれない。ありきたりの内容だった。廃棄。2013/09/30
もえたく
7
タイトルは大袈裟ですが、認知症の予防策はよくわかります。脳の扁桃核を刺激し、感情にメリハリのある生活をする。テレビより読書。刺激を受けたらアウトプット。成る程、読メは予防に良いんですね。2013/12/12
のり
6
公務員に特化した話ではなく認知症について書かれていました。楽しく生きることが認知症予防になる。脳は新しい刺激をつねに求めている。脳も筋肉と同じで使わないと衰える。怒りや不安は周囲の対応次第でかなりコントロールできる。介護の現場では嘘も方便。寝る前にその日のことを思い出す習慣をつける。40歳を過ぎたら遺言書とエンディングノートを記しておく。2016/01/05
田んぼの中のアリス
6
認知症予防と同時に、認知症になっても幸せに生きられる方法を述べていて、今の生活からするとかなりの確率で認知症予備軍になっている私には、きちんと向き合えば有効な本である。でも、向き合いたくないのだ~!!2014/02/22
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