- ホーム
- > 電子書籍
- > 趣味・生活(スポーツ/アウトドア)
内容説明
広島観音高校サッカー部を独自の指導で日本一に導いた畑喜美夫監督が
自らその指導法を解説!そしてスポーツ育成の現場への提言とは――。
体罰・暴力問題がスポーツ育成現場でなぜ起こるのか。
かつては無名だった進学校の広島観音高校を独自の指導で日本一へと導いた名将・畑喜美夫監督。
畑監督は選手が自ら考え、行動する「ボトムアップの組織論」を打ち出し、スタメンや戦術、交代までも
選手たちに決めさせるという指導法で全国に名前を知られる監督です。
指導者が選手にとことん教え込むトップダウンの指導は、体罰や暴力につながる可能性を秘めています。
選手が主体となるプレーヤーズファーストの指導が、いま求められる真の育成・教育ではないでしょうか。
近年、高校生年代だけではなく、中学生や小学生年代にも広がりを見せているボトムアップ理論を生かしたサッカーの育成。
子どもの自立や人間力を育む教育を具体的に解説、そして提言していきます。
目次
第1章 子どもを大切にする
第2章 子どもが行動を起こすための環境づくり
第3章 子どもの変化に気づく
第4章 子どものやる気を高める
第5章 子どもの未来を見守る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mike
7
主体性っておそらくどんなジャンルでも重要なんだろう。ということは、人間にとって重要だと言っても過言じゃない。子どもの頃からこういう教育を受けていればなあ。いい教育者との出会いも必要だよね。小さい頃はね。2014/11/26
こーいち
4
ボトムアップ理論、とても頷ける内容。サッカーだけでなく、教育者としての在り方を見直さなければと感じた。2018/10/12
Mituya Hasegawa
4
競技は違えど、子どもの指導に携わる者の一人として大いに共感!そして勉強にもなりました!2013/10/25
3f_horindy
4
以前から気になっていた指導法。指導者だけじゃなく子供がいる方は読んで損なし。もちろんサッカー以外の指導者も得るものがあるはず。育成年代で「監督のいらないチーム」が理想の自分にとっては、お手本となるような一冊。2013/10/04
るい
3
生徒の自主性を尊重し、部活指導を行う。週4という限られた練習日程でも、全国大会に出場できる。現在、私が学ばせていただいている埼玉県の長谷川博之先生と全く同じ主張に、驚いた。怒鳴る指導、練習量で勝負する指導を受けてきたからこそ、ボトムアップ理論による指導法は衝撃である。でも、部活の目的は人間性を高めることだという考えに、心から頷ける。私もそういう部活を作りたい。もう少し、ボトムアップ理論について勉強していきたい。2018/08/01