内容説明
YA! ENTERTAINMENT10周年を記念し、「YA! アンソロジー ハピネス」と「YA! アンソロジー エール」を2冊同時刊行! 小林深雪○「覚えたての呪文」魚住直子○「生きているだけでhappiness」吉野万理子○「運命の白い糸」片川優子○「スパイラル&エスケープ」菅野雪虫○「ランチボックス」装画/牧村久実(「泣いちゃいそうだよ」シリーズ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめか*
17
私の好きな吉野さんと片川さんの作品目当て。YAは中高生時代に戻れて好き。吉野作 運命の白い糸→白い糸が見えるようになりその意味は何なのか探ってる間は、怖くてドキドキしたけど、意味がわかった時ほっとして最後はきゅんとした♡ 片川作 スパイラル&エスケープ→そのださんよりムックの方が絶対いい彼氏になれると、私なら姉目線でアドバイスするだろうな。背伸びして恋するより自分のこと理解してくれて何でも話しやすい相手がいいよ。菅野作→偶然のきっかけで先輩の弟にランチを毎日届けることに。得意な事で貢献できるっていいね。2019/12/17
さっきぃ
13
小林深雪先生の片桐が出てくる話が目当てで借りたけれど、他の人の話も全部面白かった。片桐裕也とそよぎちゃんの話、もっと仲良くなってからのも読みたかった。片桐裕也ほとんどしゃべってないし、物足りない。運命の白い糸とランチボックスが特に好き。吉野万里子って想い出あずかりますの人だよね?って期待して読んだらやっぱり面白かった。白い糸、勘違いでよかった。うまくいってよかった。そしてランチボックス、檜先輩かっこいい。確かにモテるな。くっついてほしかったな。もっと続きが読みたくなる話ばっかりだった。2016/09/15
銀雪
12
一番の目当ては小林深雪。魚住直子、吉野万理子、片川優子作品も気になっていた。粒揃いで全体的にとても好み。ただ、「ハピネス」なのに、全体的にどこか重く湿度の高い話が多い印象を覚えた。スクールカーストを意識した話や、キャラに余分な設定がある話も多い印象が強い。魚住作品、吉野作品はホラーっぽいと思ったけれど、どちらも読後感は好き。小林作品は、ベタだけど、魅力的なキャラが多くて気持ちよかった。片川作品は主人公の恋愛に共感できたけれど、作品としては普通。菅野作品は読後、料理をしたくなる。もう少し続きを読みたかった。2014/01/12
tan
11
高校生が中心のお話でしたが、どろどろしてなくて少し胸キュンで後味のいい内容ばかりでした。最近はYA向けでもゾッとする内容が多いので、この本は小、中学生が読んでも大丈夫ですね。初めて読んだ作家さんもいましたが、これからも手にとってみたいと思いました。2014/02/11
FK
9
happinessのアンソロジーだから読了後もスッキリ。新たな作家との出会いもhappinessです。2014/11/03