角川ホラー文庫<br> ウラミズ

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角川ホラー文庫
ウラミズ

  • 著者名:佐島佑
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • KADOKAWA(2013/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041010181

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内容説明

霊が視えてしまう真城と、視えないけれどペットボトルの水に霊を溶かす力を持つ早音。その水を二つ混ぜることで強力な霊を発生させる”ウラミズ”を作り出した二人は、その水を売ってみようと思いつくが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

キャプテン

56
★★★★★_「暗く黒い夜の底からフェア」第三弾。言い忘れてたけど、角川ホラー文庫をひたすら読むフェア。霊が視える男と、霊を封印できる女の、あまりにも霊を冒涜した商い。心霊系ホラー小説ではあるが、どちらかというと「人間のこわさ」を描いている。最近、世界観が奇妙なホラー、サイコパス的なホラーが多い気がしていたので、「あぁ、ホラーってこういう寓話の要素があったよな〜うひょ」ということを思い出させてくれた、ある意味での純粋さに星5です。夜寝られないとかの怖さではないので、人によっては物足りなく感じるかもしれない。2017/09/06

おかむー

47
序盤は取っ付きやすく、主人公真城とヒロイン早音の出会いから深まる関係、そして霊を封じた水「ウラミズ」をビジネスとしてゆくまでの中盤の展開は、貴志祐介の評する「霊に対する敬意の欠如」が効いてよい感触。が、ヤクザとの関わりと妖女・狐寝子の背景あたりから急に登場人物が薄っぺらくなり、とっ散らかって主題があやふやなままラストに漂うなげやり感。出だしの感触は良かっただけにもったいないなぁ。そもそも霊を単なる“道具”として描いているのでちっともホラーになってないよね。『もっとがんばりましょう』2014/11/29

カムイ

35
ホラーもさまざまなシチュエーションがあり作者の努力が窺える作品だった日本人の風土で考えると主人公の真城は罰当たりで自業自得なのでブラックジョークであった。何も見えない感じない坂上の鈍感力が一番幸せなんだろうなぁ😅2025/04/26

らむり

33
ホラー大賞読者賞の作品です。除霊をビジネスにするお話。読者賞なので、読みやすいです。帯にもありましたが、映像化するともっと面白くなると思います。2013/09/27

ううち

25
ホラーラインなので構えていたら、コミカルで読みやすかったです。主人公のクズっぷりが救いがなくてホラーでした。坂上さんがある意味最強。2015/07/13

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