角川文庫<br> ブラックチェンバー

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角川文庫
ブラックチェンバー

  • 著者名:大沢在昌【著者】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/27)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041008287

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内容説明

警視庁の河合は〈ブラックチェンバー〉と名乗る組織にスカウトされた。この組織は国際犯罪を取り締まり奪ったブラックマネーを資金源にしている。その河合たちの前に、人類を崩壊に導く犯罪計画が姿を現す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

82
病院図書室の本。かなり前に単行本で読了済み。ロシアマフィアを内偵中に拉致され殺害されそうになった警視庁の河合は、殺害される寸前に❮ブラックチェンバー❯と言う組織に救われ、一年間の訓練を受ける。誰が味方か敵か?背後に隠された国際的な陰謀。今のコロナ禍も誰かが仕組んだものなら怖すぎる…。2021/04/11

ロッシーニ@めざせ正社員

23
犯罪組織の裏金を資金源とする「ブラックチェンバー」。正義の組織かと思ったら、100%正義ってわけではなさそうですね。リーダーの北平にもなんか胡散臭さを感じました。だから、結末もあまりスッキリ感がないように思いました。 2013/11/30

007

22
途中からは展開が早くなり読み応えがあり面白かった。登場人物が多くてロシア人が覚えきれなかった。ブラックチェンバーが目指していたものは未来への正義だったのか。2015/02/04

ドナルド@灯れ松明の火

18
登場するロシア人の名前は長いし覚えづらいが面白くて一気に読んだ。警察の論理と庇護の限界を感じロシアマフィアに殺されかけた河合警部は正義と利潤を目指すブラックチェンバーと名乗る組織に助けられ警官を辞める。その組織はロシアマフィアと山上連合の企む巨大な利益を狙っていた。警察VS公安の嫌な面をこれでもかと描く。大沢さんはハム(公安)が余程嫌いみたいだ。まあ実態も近いんだろうけどね。勝目梓氏のロ助嫌いと同じ位ハム嫌いが伝わる。日本のヤクザやチャンコロ・ロ助マフィアの描写がリアルで凄まじい。2014/09/09

もちもちかめ

17
分厚くて持ち運びに苦労した。2008年発行。先生のお仕事の割に、今回は人物造形が魅力的ではなかったが、ストーリーが単純でおもしろく読めた。気絶した成人男性はひとりの人間だけでは短時間でクルマの後部座席に載せられないです。そういう細かい気になるところをすべて取っ払う楽しみ笑。相変わらず人とはこうあるべき倫理観がしっかりしていて尊敬できる。もっともっと皆に読まれてほしい、大沢先生大好きだ。2022/09/29

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