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内容説明
就業せず社会との接点も持たないSNEPはなぜ生まれたのか? 約15年にわたり、彼らの支援を行ってきた著者が他人事では済まされない、孤立のメカニズムを明らかにした一冊。
目次
第1章 スネップの登場とその社会的背景(スネップ(SNEP)=孤立無業者とは
有縁社会から無縁社会へ)
第2章 スネップ・潜在的スネップの現実(スネップ・潜在的スネップ、4つの実例 ひきこもり支援の立場から見たスネップ・潜在的スネップの実情 スネップ状態の裏にある人生の“重さ”)
第3章 コミュニケーションと孤立(孤立とコミュニケーションの変化 コミュニケーション能力とは 根強い「自己責任」論と社会構造の変化)
第4章 15年のひきこもり支援から見たスネップ問題(社会復帰の実例から見いだせること 多種多様な社会復帰の形とは 不登校、ひきこもり、ニートへの国の支援姿勢の推移)