内容説明
世の中には、「本当は忙しいはずなのに、なぜか余裕がある人」もいれば、「それほど忙しくないのに、いつもバタバタ焦っている人」もいます。本人が「物理的にどれだけ忙しいか」ということと、「主観的にどれだけ忙しいと感じるか」は、必ずしも一致していないからです。
本書では、この両者のズレが大きく、「忙しい」「時間がない」感がより強い人のことを、「忙しい病」と呼び、その正体と対策について詳しく見ていきます。作業効率が落ち、先延ばしや後回しが増え、人生から生きがいを奪う、そんな「忙しい病」から一日も早く脱出して、自由な人生を取り戻すためのヒントが満載です!
目次
第1章 どうしてこんなに毎日忙しいの?……「忙しい病」の正体を知ろう
第2章 「今」に集中する習慣をつけよう……「忙しさのメガネ」の簡単なはずし方
第3章 今こそ人生の主導権を取り戻す……毎日の行動にメリハリをつける
第4章 目指すは「自分に合った」シンプルライフ……あれもこれもはいらない
第5章 「忙しい病」を予防する生活習慣とは?……たったこれだけで毎日が変わる
第6章 やりたいことを「今」始めよう……時間の区切り術で自由自在
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
suite
18
考え方、とても役に立つ。「自分ばかり損している」感にはまりこまず、自分で決めるを取り戻せる感じ。2017/07/26
ベランダ
15
忙しい病の正体は、衝撃で身につけた不安。疲れとか。ショックを受けたことを受け入れて、不安を手放す。今できることをとりあえずやることで不安が消えていくという説明は納得。時間の使い方のメリハリ・人生全体のメリハリを考えて優先順位を意識するといい。忙しいからと身なりを後まわしにしたり、生活を雑にすると悪循環。忙しさは思い込みで増幅する。「それどころじゃない」といろいろ雑になってきたら深呼吸して「今ここ」に集中するように意識したい。シンプルライフでやることを減らすことも!無駄な時間が豊かな時間。2016/12/19
ロア
14
なるほど。よく見れば確かにタイトル通り、心の習慣に関する内容でした。時短テクが書いてあると勘違い〜(ノ∀`;)2018/11/22
のえる
12
いつも「忙しい」を連呼する人がおり、はてさてどういう思考回路の人なのか勝手ながら興味を抱いて借りた本。 人の振り見て我が振り直せ、ではないけれど、自分も気をつけようと実感した。 自分を追い込まないためにも。
MOCCO
7
★★★★☆:バランスよく色々な本を読むのが好きなはずなのに、気が付くと繰り返し読んでしまう水島さんの本。もちろん内容も気になるのだけれど、説明力のすごさにいつも圧倒されてしまう。今回も、色々とナットク!「忙しいと思いながら、気が付くと何もせずに時間だけ過ぎていくのは何故でしょう?」「あれやらなくちゃ、これやらなくちゃ、と《考えている》から」←なるほどー。あれは‘考える’ことに時間を使っていたのねー。読めば読むほど、手帳術を始めてよかったなと実感している今日この頃。2014/02/07
-
- 和書
- ぼくはキリン




