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内容説明
思いも寄らない人事異動、不満ばかりが募る評価、疑問に苛まれる経営方針……。組織で働くということは、あらゆる困難と様々な制約を引き受け、乗り越えていくこと。人は不条理で強くなるのです。そして40代までの葛藤があるからこそ、50代で輝けるのです。本書では、どんな境遇でも前向きに生き抜くための心構えを、不屈のリーダーが31のメッセージにまとめました。実体験だからこそ語れるまっすぐな言葉が、苦悩する心に力強く響きます。
目次
第1章 会社で生きる君へ(三〇代まではがむしゃらに。でも四〇代からはしなやかに生きる。 ビジネスマンの勝負は五〇代。四〇代であきらめるのはまだ早い。 ほか)<br/>第2章 仕事のプロになる(仕事の効率化は企業の最大の課題。そのことに誰もが無頓着すぎる。 我欲を捨てたとき、仕事の結果も人もついてくる。 ほか)<br/>第3章 信頼される上司であるために(自分を確立しないと、リーダーシップは発揮できない。 最近の若いヤツは飲むのが嫌いなわけではない。あなたと飲むのが億劫なだけ。 ほか)<br/>第4章 強いチームをつくる(リーダーにいちばん必要な能力は、決断力ではなく現実把握力。 チームづくりとは、メンバーの強みを引き出し弱みを隠すこと。 ほか)<br/>第5章 自分を高める(人は自分の成長のためと、何かに貢献するために働いている。 良書を読むだけではダメ。読んだことを実践できてこその良書。 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメフトファン
39
会社で生きる為のヒントが色々詰まった本でした。効率的に大きな成果を上げることが出来るよう今工夫して行きたいと思います。2015/02/17
hatayan
32
『そうか、君は課長になったのか』の佐々木常夫氏が、主に中間管理職に向けたメッセージを31の節に読みやすくまとめたもの。自分の置かれた状況を引き受けながらその中で頑張るしかない。優先順位をつけて戦略的に仕事に取り組んで時間あたりの生産性を上げる。すべての部下に目を配って底上げすればチームの戦力は安定する。丁寧さは最大の武器である。繰り返し語られる言葉にこそ、氏が伝えたい思いが詰まっている。自分は、あるべき姿を考えるだけでなく実践できているか。職場での同僚への向き合い方を振り返らせてくれる一冊でした。2019/06/28
てん
12
どこから読みはじめてもいい、テーマごとに数ページで会社で生きていくための心構えや仕事の進め方などがまとめられている。流し読みしてしまったので、もう一度読んでみたい。2014/02/19
Kaz
10
分かりやすいけれど実行しにくい数々の提言。せめて一つくらいは・・・。2018/07/13
焼きそばん
9
会社の研修の課題として読みました。人は不条理で強くなるはちと刺激的すぎますが、著者は一人一人を大事にしていますね。自分のためでなく人のために常に意識したいと思います。2014/10/25