内容説明
ホームドラマの名手が綴る不器用女の一代記。
30年前に放送され、テレビ史上最高の平均視聴率52.6％を記録した『おしん』は現在も世界中の国々で放送され続けている日本を代表する不朽の名作です。
激動の時代を、辛苦に耐えながら不器用に、そして愚直に生き抜いた「おしん」の生きざまは、著者が歩んだ88年の人生そのもの。
しかし、著者はそんな苦難の日々さえ、懐かしむように笑顔で振り返ってしまいます。
ここでは、「夫婦喧嘩の心得」「嫁姑の賢い距離」「生涯現役の秘訣」「ブスの矜持」…女性が明るく楽しく元気に生きるための知恵を、ホームドラマの第一人者ならではの視点で軽やかに綴ります。
気持ちがちょっと塞いでしまったとき、自分に自信が持てなくなったとき、誰かを信じられなくなったとき、ぜひ本書を開いてみてください。愛くるしいおしんの笑顔が、胸の中で大きく広がることでしょう。
目次
真―真心を込めて毎日を生きていますか？
芯―揺るぎない芯を持っていますか？
信―譲れない信念がありますか？
親―親子の関係をわきまえていますか？
心―心に鬼を飼っていませんか？
深―深謝する気持ちを忘れていませんか？
慎―慎みという女の武器を知っていますか？
神―あなただけに見える神様がいますか？
身―健康な身体を保つ努力をしていますか？
伸―伸び縮みの人生を楽しんでいますか？
辛―辛抱という名の灯りをともしていますか？
新―新たな自分探しをしていますか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わかめ
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８８歳現役の脚本家である橋田さんが語る、これまでの人生、夫婦のありかた心の持ち方についての人生指南書。なかなかに深い。2013/10/26
モビエイト
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おしんは見た事がないのですが、今度映画でおしんがあるので見たいなぁと思って、この本を手に取りました。内容は橋田さんの経験を含め、人間としてどう生きて行くか、夫婦とはどうあるべきかという事を実例を挙げ、分かり易く説明してくれています。人生の先輩の知恵はありがたいなぁと思います。2013/10/14
カーリー
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大切にしている一冊。 いろいろと悩んでいる時に手にしました。 普段 あんまり女性の作家さんは読まないんですが… 本屋で 何だか目について… 「伸」の項が1番好きです。 「ムカデの悲哀」自分に置き換え、時々 読み返しています…2023/09/08
tecchan
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今年、亡くなられた脚本家橋田壽賀子氏が、自らの作品「おしん」に込めた人生の生き方を語る。2021/12/13
